ルールを守る
こんにちは!オレンジスクール溝ノ口教室です。
当教室では保護者の方から、お子さんが「指示をなかなか聞いてくれない」「ルールを守ることが出来ない」という相談を受けることがあります。
たとえば、学校の宿題になかなか取り組まない、決められたゲームの時間を守らない、次の日の学校の準備をしないといった内容です。
声掛けをしても反抗的な態度をとってしまったり、切り替えて動き出すのに時間がかかってしまったりします。
今回は、当教室で実施しているルールや約束事を守るための取り組みをご紹介します!
ルールを守るために必要なことは?
指示の通りづらさやルールを守ることが難しい要因は、いくつか考えられますが、そのうちの一つに、お子さんの発達の偏りによる注意力の問題があります。
口頭で指示されただけでは内容が理解出来なかったり、集中できる時間が短かったりして、うまく行動に移せなくなってしまいます。
そのような場合には、言葉だけでなく、視覚情報と共に伝えたい内容を提示することが有効的です。
また、感情のコントロールが上手くいかないことも要因となります。
自分の思うように活動が進まないと、切り替えて次の行動に移ることが難しくなります。
事前に活動内容を確認し、見通しが立つことで、自分は次に何をするべきなのか、冷静になって考えやすくなります。
視覚情報を取り入れる
当教室では、約束事やルールは文字にまとめて教室内に掲示したり、子ども達に渡す教材の中に一緒に入れたりして、必ず子どもたちの目に入るようにしています。
言葉だけでの約束では、内容を忘れてしまったり、曖昧になったりしてしまいます。
内容を文字にまとめることで、子どもが約束事を忘れてしまった際には、一緒に読み返して再確認することが出来ます。
見通しを持てるようにする
見通しを持って活動するための取り組みとして、予定表の記入があります。
その日の活動内容と開始時刻を時系列に並べて記入します。
毎回の利用で繰り返し記入することにより、「〇時からは、勉強しなきゃ」「帰る時間は△時だから、5分前には身支度をしなきゃ」習慣づけることが出来ます。
最後に
今回ご紹介した内容は、ルールや約束事を守るための方法のごく一部です。
お子さんの年齢やその時の状況によっては、「なぜこのようなルールや約束事があるのか?」といった根本的な部分に触れて支援に入る必要があります。
これからもお子さんの発達に合わせながら、適切な支援が出来るよう努めて参ります。
学習面でお困りごとなどがございましたら、お気軽にご相談ください。
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こだわり、学習遅滞、不登校、多動、注意散漫、音に敏感など、
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※自治体の助成により無料もしくは低額にて療育・学習指導が受けられます。