もうすぐ夏休み!長期休みの生活リズムと宿題を計画的に進めるコツ
みなさんこんにちは!放課後等デイサービス オレンジスクール藤沢教室です。
7月も終盤に差し掛かり、もうすぐお子さんたちは夏休みですね。

発達に特性のあるお子さんにとって、日常のルーティンが変化する長期休みは、見通しが立ちにくく、知らず知らずのうちに不安やストレスを抱えてしまうことも少なくありません。
そこで今回は長期休みを穏やかに、そして有意義に過ごすための「生活リズムの整え方」と「宿題を計画的に進めるコツ」についてご紹介させていただきます!
なぜ長期休みは生活リズムが崩れやすいのか?

学校がある日は、「〇時に起きて、〇時に家を出て、〇時から授業が始まる」というスケジュールがしっかりと決まっています。
しかし、夏休みに入るとこの枠組みがなくなり、自分自身で時間を管理しなければなりません。
時間の管理や自己コントロールに苦手を感じているお子さんにとって、何もない1日を計画的に過ごすことは非常にハードルが高いタスクです。
その結果、ついつい夜更かしをしてしまい、朝起きられない、日中もダラダラと過ごしてしまう…といった悪循環に陥りやすくなります。

生活リズムの乱れは、単に「だらしない」ということではなく、体調不良や情緒の不安定さにも直結します。
心身の健康を保つためにも、ご家庭でのある程度の枠組み作りが必要不可欠です。
生活リズムを整えるための3つの工夫

では、具体的にどのように生活リズムを整えていけばよいのでしょうか。
ご家庭で取り入れやすい3つの工夫をご紹介します。
1. 起床・就寝時間・食事の時間は「学校がある日」と同じに

お休みの日だからといって極端に時間をずらすのではなく、できるだけ学校がある日と同じ時間に起き、同じ時間にご飯を食べ、同じ時間に寝ることを心がける。
これだけでも体内時計がリセットされ、1日の生活リズムが作りやすくなります。
一方で、お子さんにとって学校がない日に早起きをしないといけないというのは、ストレスがたまることかと思います。
まずは最低限の生活リズムを崩さないことを目的として、午前中には必ず起き、3食しっかりと食べるなどの目標の設定でも十分に効果が期待できます。
その他にも夏休みが終わる1週間前から生活リズムを調整するなど、期間を定めて実践してみることも効果的です。
2.1日のスケジュールを「見える化」する

「午前中は宿題」「午後は自由時間」といったように、1日の大まかな流れをお子さんと一緒に決めてみましょう。
この時、口頭で伝えるだけでなく、ホワイトボードや紙に書いて壁に貼るなど、「視覚優位」なお子さんにも伝わりやすいよう「視覚的に見える化」することがとても重要です。
視覚優位については以前のブログでご紹介しておりますので、興味のある方はこちらからご覧ください!
時計を読むのことが苦手なお子さん には、時計のイラストを描いたり、タイマーを活用する中で「いつまでに」「何をするのか」を分かりやすく伝えてあげると、安心して行動に移すことができます。
また、お子さんの中にはアナログ時計は読むことが難しいものの、デジタル時計なら読める!というお子さんもいらっしゃいます。
お子さんの得意な事を活かしながら視覚的なサポートを行うことで、より大きな効果が期待できます!
3.「朝のルーティン」でスイッチを入れる
朝起きたらカーテンを開けて朝日を浴びる、パジャマから日中の服に着替える、顔を洗うなど、できることからで構いません。
毎日決まった「朝の儀式」を行うことで、脳と体に「1日が始まるぞ」というスイッチを入れることができます。
ルーティンを獲得するまでには少し時間がかかりますが、日頃から同じ活動を朝に行うことで長期休みに備えることができます。

宿題への抵抗感を減らす「スモールステップ」
夏休みのもう一つの大きな壁が「宿題」です。
ドリル、読書感想文、自由研究…と、目の前に積まれた大量の宿題を見ると、大人でもうんざりしてしまいますよね。
ましてや学習に苦手があるお子さん にとっては、どこから手をつければいいのか分からず、混乱してしまうこともあります。

ここで効果的なのが、以前の当教室ブログでもご紹介した「スモールステップ」で挑戦するという考え方です。
「ドリルを終わらせなさい」という大きな指示ではなく、お子さんが「これならできるかも」と思えるサイズまで課題を細かく分けていきます。
・「今日は算数ドリルの1ページだけやろう」
・「まずは最初の3問だけ解いてみよう」
・「とりあえず、ノートと鉛筆を机に出してみよう」
といったように、目標を細かく分けていくことで、「このくらいならやってもいいかな」と心理的な障壁(抵抗感)を減らしていくことが期待できます。
最初はほんの少しの量からスタートし、「できた!」という成功体験を積み重ねることが何よりも大切です。
一つ達成できたら、「頑張って3問解けたね!」「自分から机に向かえて素晴らしいね!」と、結果だけでなく取り組んだ過程や姿勢を具体的に褒めてあげてください。
この「できた!」という喜びと自信が、次の学習へのモチベーションへと繋がっていきます。
「やりたくない…」と葛藤する気持ちに寄り添う

それでもどうしても宿題に向かえない日や、やりたくないと葛藤する日もあるかと思います。
お子さんが強い抵抗感を示すとき、それは単なる「わがまま」ではなく
・「どこから始めればいいか分からず不安」
・「間違えたり失敗したりするのが怖い」
・「単純に疲れていて心に余裕がない」
といった、お子さんなりのSOSのサインであることも多いです。
そんな時は、無理にやらせようと叱ったり焦ったりするのではなく、まずはその気持ちを否定せずに受け止めてあげることも大切です。

自分のネガティブな感情を大人に共感してもらえるだけで、お子さんは「分かってもらえた」という安心感を抱き、高ぶっていた気持ちを次第に落ち着かせることに繋がっていきます。
お子さんの気持ちに寄り添い、少し心が落ち着いてきたタイミングを見計らって
・「じゃあ、今日はタイマーを5分だけセットして、一緒にやってみようか」
・「これが終わったら、おやつの時間にしよう」
・「大好きなゲームを一緒にやろうね」
と、終わった後の楽しみな目標を設定してあげるのも効果的な方法です。
一番大切なのは、「やりたくない」という葛藤を乗り越えて「少しでも机に向かえた」「鉛筆を持てた」という事実をしっかりと褒め、小さな成功体験に変えてあげることです!
終わりに

夏休みは、お子さんが大きく成長するチャンスの期間でもあります。
ご家庭のペースで、スモールステップで、一つひとつの「できた」を喜び合いながら過ごしていただければと思います。
オレンジスクール藤沢教室でも、お子さんが楽しく成功体験を積みながら予定の管理を練習できるように、準備を進めてまいります!
以上、放課後等デイサービス オレンジスクール藤沢教室でした!
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こだわり、学習遅滞、不登校、多動、注意散漫、音に敏感など、お子さまの発達・成長・学力でご不安なことがありましたら、ご相談ください。
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