見通しを持つための4つの工夫
こんにちは!オレンジスクール東戸塚第4教室です。
6月に入り、本格的に梅雨らしい季節になってきましたが、お子さまたちは梅雨のジメジメを吹き飛ばすほど元気に活動してくれています。
さて、日々の育児の中で、保護者の皆様からよく「見通しを持って過ごすことができない」「ゲームを終わりにしてご飯にしたいのに、なかなか切り替えられない」といったお悩みを聞くことがあります。
今回はオレンジスクール東戸塚第4教室でも実践している「見通しを持って切り替えるための4つの具体的な支援方法」をご紹介します。
なぜ「切り替え」が難しいの?
具体的な方法の前に、まずは子どもの特性についてお話しします。
発達に特性(自閉スペクトラム症やADHDなど)があるお子さんは、「先の展開を予測すること(見通しを持つこと)」や、「今やっている楽しいことから次の行動へ頭を切り替えること」が、脳の特性上ちょっぴり苦手な傾向があります。
特性のあるお子さんは、以下のような不安や戸惑いを抱えていることが多いです。
- 「今」に超集中している(過集中):周りの声が耳に入らないほど没頭している。
- 次何が起こるか分からなくて不安:予定が変わることや、次に何をするか見えないことが恐怖に感じる。
- 時間の感覚が掴みにくい:「あと5分」と言われても、どれくらいの長さか体感できない。
だからこそ、言葉だけで「終わり!」と伝えるのではなく、「目で見て分かりやすい工夫」を取り入れることが、スムーズな切り替えへの近道になります。

今日からできる!4つの切り替え支援
①スケジュールを「視覚化(見える化)」する
言葉による説明は、なかなか頭に入りにくかったり記憶に残りにくくなったりします。
特性のあるお子さんは「耳から聞く情報」が苦手なお子さんも多くいます。そんなお子さんには「目から入る情報」を上手に使ってわかりやすくしてあげるのがポイントです。
~オレンジスクールでの実践例~
教室に到着したら1番初めに今日の予定を「予定表」を使って確認します。自分で記入することで納得感をもって予定を進めることができます。

②タイマーを使って「残り時間」を視覚化する
「あと5分で終わりね」という言葉は、子どもにとって曖昧です。時間が減っていく様子を「目」で見えるようにするとわかりやすくなります。
~オレンジスクールでの実践例~
学習時間中の休憩やパソコンの使用を始める前にタイマーをセットします。
タイマーは数字が減っていくのが見てわかりやすいため、時間の減り方が明確に伝わります。
また、終了時には音も鳴るため、視覚的な情報だけでなく聴覚的な情報も併せて活用することができます。
③「次の次」まで予告しておく
楽しいことをおしまいにする時、「次は〇〇だよ」と言われても、それが子どもにとって嫌なこと(宿題や勉強など)だと、絶対に動きたくなくなりますよね。
そんな時は、その「次の次」にあるご褒美や、ホッとする予定までセットで予告しておくのが効果的です。
~オレンジスクールでの実践例~
「気分転換のお絵描きが終わったらプリントに戻ろう。プリントが終わったら遊びの時間に入れるよ。」と伝えます。
「お絵描きの終り=嫌なことの始まり」ではなく、「勉強を頑張れば、そのあとに楽しいことが待っている!」と見通しが持てるため、今やっていることから離れやすくなります。
④事前に「終わりの約束」を一緒につくる
活動が始まってから「終わり」を告げると、子どもは「奪われた!」と感じてしまいます。
活動を始める前(まだ落ち着いている状態のとき)に、終わり方のルールを本人と確認し、合意をとっておくことが大切です。
~オレンジスクールでの実践例~
オレンジスクール東戸塚第4教室ではパソコンを使用できる時間を教室で統一しています。
そのため、「教室のルールである5分間を守って使えるか約束できる?」と聞き、子ども自身に「うん」と納得してもらってから使用を始めます。
いざ終わりの時間になった時は「きりが良いタイミングでパソコンを終わりにしてね」と伝え、「自分で終わりを決める機会」を作ってあげることで自己コントロールの練習にもなります。
事前に合意を得ておくことで、「自分で約束したから」と約束を守りやすくするところがポイントです。
大切なのは「できた!」をその場で褒めること
最初は、これらの方法を使っても上手くいかない日があるかもしれません。
ですが、もし10回中1回でも、タイマーが鳴った時に「はーい」と切り替えることができたら、すかさず「すごい!タイマーの音でパッと切り替えられたね!かっこいい!」とたくさん褒めてあげてください。
子どもは「切り替えられたらママ・パパが笑顔になった」「褒められて嬉しい」という成功体験を積み重ねることで、「切り替え=良いこと、誇らしいこと」と学習していきます。
今回は切り替えるための4つの具体的な方法をご紹介しました。
「うちの子にはどの方法が合うかしら?」「スケジュール表の作り方が分からない」など、気になることがあればいつでもお気軽にスタッフへお声がけくださいね。
事業所とご家庭で連携しながら、お子様の「できた!」を一緒に増やしていければと思います!
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お子さまの発達・成長・学力でご不安なことがありましたら、ご相談ください。
・じっとしているのが苦手
・準備や時間管理が苦手
・空気がよめない
・意外なことで突然癇癪を起す
・不登校で勉強が遅れている
・算数や国語の問題内容をイメージするのが苦手
放課後等デイサービス オレンジスクール東戸塚第4教室
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自治体の助成により無料もしくは低額にて療育・学習指導が受けられます。
まずは、区役所/相談支援事業所/当事業所にご相談ください。
