勝ち負けを通して育む「気持ちの切り替え」
お子さまに「勝ち負けへのこだわりが強い」「負けてしまった時の切り替えが難しい」といった場面はありませんか?
勝ちたいという気持ちは大切です。だからこそ、負けた時に気持ちを切り替える力も少しずつ育てていきたい力の1つです。
今回は、当教室で行っている「勝ち負け」に対する取り組み方についてご紹介していきます。
☆プリントの紹介

プリントを使い、「勝ち負け」について学習します。客観的な立場で考えることで、実際の場面でも気持ちを整理できるようになります。勝ち負けそれぞれに気持ちがあることや、負けても「もう一度やってみよう」と気持ちを切り替える大切さを確認します。難しい時には、選択肢を提示しながら考えられるよう声掛けをしています。
☆ゲームの紹介
当教室では、ゲームを通して楽しみながら、ルールを守ることや気持ちの切り替えを学んでいます。
〇トランプ

トランプを使い様々な種類の勝ち負けのゲームを行います。ババ抜きや七並べなど様々です。運も大きく影響するゲームのため、「次はいいカードくるかも!」とワクワクしながら最後まで楽しめるのも、トランプの魅力の一つです。
〇ドーナツカード

数種類のドーナツカードをランダムに並べ、神経衰弱のように同じカードを探して取るゲームです。より多くのカードを獲得した人が勝ちとなります。ゲームを楽しみながら記憶力や集中力を育むことにも繋がります。
〇ひらがなカルタ

指導員が札を読み上げ、その内容に合ったカードを取るゲームです。より多くのカードを獲得した人が勝ちとなります。勝ち負けだけでなく、ひらがなの学習にも繋がります。
☆お子さまへの対応 声掛けの仕方
負けてしまった場面で気持ちを切り替えられるよう、以下のような声掛けや支援を行っています。
〇魔法の言葉「まあいっか!」
切り替えの言葉として、「まあいっか!」を伝えています。負けてしまっても「まあいっか!」と言って気持ちをリセットし、また笑顔で挑戦できるようにしています。実際に、指導員の促しがなくても「まあいっか!」と言える姿が見られると、成長を感じる瞬間です。
〇言語化
指導員が気持ちを言葉にするお手伝いをすることで、感情を整理できるようにしています。「悔しかったね」「勝ちたかったね」「負ける時も勝つときもあるね」など、その時の気持ちを言語化し、お子さま自身が自分の感情に気づき、少しずつ伝えられるよう支援しています。
〇褒める
お子さまが切り替えることができた際にはしっかりと褒めています。負けても切り替えられたという実感が自信となり、次の挑戦に繋がります。また、結果だけではなく、気持ちを落ち着かせようとしたことや、「まあいっか!」と言えたことなど、切り替えようとする過程を大切にしています。
☆まとめ
勝つことの喜びだけでなく、負ける経験を積み重ねることも、お子さまの成長には大切です。負けた時の気持ちと向き合い、気持ちを切り替える経験を繰り返すことで、少しずつ「負けても大丈夫」「また挑戦しよう」という気持ちが育っていきます。今後も、お子さま一人ひとりの気持ちに寄り添いながら、さまざまな活動に挑戦できるよう、声掛けや支援を行っていきます。
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