「療育×学習」「療育×発達」により、一人ひとりに寄り添った支援・教育を行います。

オレンジスクール

今日のピコ東戸塚教室(児童発達支援)

学習の基礎

こんにちは。オレンジスクールピコ東戸塚教室です。

今年もあと1か月を切り、年長さんのお子さまを持つご家庭では年明けの入学説明会や就学に向けての準備でバタバタと忙しい時期となりました。

ピコにも多くの年長さんが通ってきてくれています。小学校という新しい社会の中での生活はお子様にとって大きな期待と不安が入り混じった複雑な感情を抱かせていることと思います。

生活面や社会面への不安はもちろん、遊び中心の生活から学習中心の生活に切り替わるわけですから、学習面への不安もあるでしょう。

ピコでは、入学後の学習の躓きや不安が少しでも軽減するよう鉛筆の持ち方・姿勢・運筆力に力を入れています。

鉛筆を正しくもつことで、筆圧が安定し、運筆力が高められれば、書字の上達(ひらがなの習得)に結びつきやすいからです。

 

鉛筆を正しく持てないとどんなことが起きるかというと、以下のようなことが考えられます。

  • 鉛筆を自分の思ったように動かせないため、形の整った字が書けない。なぞりでもズレやすい。
  • 指に力が入りづらかったり入りすぎたりして、しっかりと筆圧の安定した字が書けない。
  • 疲れやすく、集中力の持続が難しく、モチベーションが下がる。
  • 手のひらが下になるような持ち方で、鉛筆の先端部分が隠れてしまうと、先を見ようとして背中が丸まり姿勢が悪くなり、視力が低下する。

このようなことが起きると、結果として、学習意欲の低下につながることがあります。

 

 

 

 

小学校に入り本格的な学習に入る前に、書くことへの意欲や興味を持ってもらうためにも、重要な過程であり、楽しんで書くことができるよう支援していかなければなりません。

 

ピコで気を付けていること

 

  • 鉛筆を持つ位置

鉛筆の上の方持つお子さまや指が芯にあたり黒くなるほど下の方を持つ子がいますが、力のバランスが取れずに不安定な字になってしまうので、削りぎわを持つよう意識付けをしています。

  • 手のひらは下を向かないように

手のひらがあまりにも下を向いた書き方になると、書いている文字が見えず、前かがみになって書くようになってしまいます。姿勢よく運筆ができるよう手の平にウズラの卵が入るくらいの空間をあけて鉛筆を握るよう促しています。

  • 力が入りすぎないように

鉛筆を持つことに慣れていないお子さまは、気構えてしまい、力が入りすぎてしまったり、息を止めて取り組む様子が見られます。イラストのついた簡単そうだと思える課題を用意したり、教材に関係する会話から始めるなど、リラックスした状態で行えるよう心掛けています。

  • 腕を動かさずに手首を使う練習

文字を書く際に腕全体を使って鉛筆を動かすことで、力の調整やコントロールが難しく枠から大きくはみ出ることがあります。手首をうまく使うことで字の大きさや濃さがコントロールできるよう、肘と手首は机につけ、浮かないようにする練習をしています。

 

 

また、下のようなトレーニング教材も使っています。指先の微妙な力加減などの調整や鉛筆の持ち方につながるもので、お箸の開閉をコントロールし、ボールをつまみ、同じ色のマスに入れるものです。下のお箸一本をなくした状態が鉛筆の持ち方になります。

 

三角鉛筆や三角鉛筆グリップもとても優れていて、持つだけで自然と正しい持ち方に改善してくれるものもあります。

足がバタバタと動いてしまうお子さまには、足マークをつけ、足を置く正しい位置を示してあげ、一定時間正しい姿勢を維持する練習も行っています。

 

鉛筆を正しく持ち、姿勢を正して、学習の基礎をしっかりと身につけ、できるだけ円滑に新生活をスタートするために支援してまいります。

 

 

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「知能×社会生活能力」の発達支援により、入学・就学前の準備にむけて、子どもが苦手としている能力の成長を促す発達支援を提供いたします。

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