
見る力を育もう!
こんにちは、オレンジスクール東戸塚第3教室です。
本日は見る力を育む「ビジョントレーニング」の紹介です。
■ビジョントレーニングって何?

ビジョントレーニングにおける「見る」とは「ものを見て(視力に依存する部分)」、「脳で理解し」、「口や動作でアウトプットする」までを言います。
ものが見えていても、それが何なのか理解できない、それを表現することができない、生きづらい思いをしている子どもたちはそう感じています。
視力により「視る」だけではない「見る」を鍛えていくのがビジョントレーニングなのです。
(出典:一般社団法人日本ビジョントレーニング普及協会公式サイト)
・読み書きに集中できない
・探し物を見つけられない
・文字の読み間違い、読んでいるところが分からなくなる
・算数の文章問題が理解できない
・文字の書き間違い、覚えるのに時間がかかる
・手先を使った作業、体を動かすことが苦手
「見えにくさ」から起こる困りごとも「見る」ちからを育てることで課題の軽減につながっていきます。
■当教室で行っているビジョントレーニングの例

当教室では、机上でできる教材や、体を動かしながらできるトレーニングを取り入れています。
画像のワークブックでは、線をなぞる、言葉を読む、探す、仲間探し、じゃんけん、体操、点つなぎなどがあり、難易度やお子様の興味に合わせて取り入れています。
画像の新聞紙の棒は、一人で棒を投げてキャッチする練習や、2人で向かい合わせて立ち、棒を「せーの」で投げてキャッチする練習ができます。目で見て棒を捉え、適切に体や手を扱う必要があります。特に「赤色のテープをキャッチする」など、キャッチする色を指定すると難易度も上がります。
このような教材を用いながら必要に応じてビジョントレーニングを行っています。
■やってみよう!

【視線の運動】
手でペンを持ち、顔の周りにゆっくり円を描くようにペンを1周10秒程度のスピードで動かす。反対周りも同じように行う。
★円以外にも顔の前でペンを上下左右、斜めに動かしても良いです。
【コロコロキャッチ】
一人がテーブルの端からスーパーボールなどの小さな玉を転がし、反対側の人は机から落ちると同時にキャッチする。これを1分程おこなう。
★慣れてきたら玉を増やしたりバウンドさせたりしても良いです。
他にも…
普段の生活の中で見る力を育むことができます。
・ブロック遊びや手遊び、工作など、見て手や体を動かす遊び
・散歩や買い物などで近くや遠く、動きのあるもの、無いものを見る
・お手伝いの中で掃除、洗濯ものをたたむ、料理をすることで細部まで物を見たり、体を動かしたりする。
トレーニングとして取り入れるだけでなく、日常の中で生活能力を上げていく、遊ぶ中でも見る力は育むことはできますので、ぜひ取り入れてみてください。
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お子さまの発達・成長・学力でご不安なことがありましたら、ご相談ください。
・じっとしているのが苦手
・準備や時間管理が苦手
・空気がよめない
・意外なことで突然癇癪を起す
・不登校で勉強が遅れている
・算数や国語の問題内容をイメージするのが苦手
放課後等デイサービス オレンジスクール東戸塚第三教室
【TEL】045-392-4121
【MAIL】higashitotsuka3@orangeschool.jp
【お問い合わせ】 放課後等デイサービス オレンジスクール 東戸塚第三教室(横浜市戸塚区品濃町543-2つるや第2ビル2階)
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東戸塚第三教室の半径2Km以内には、東品濃小学校・川上北小学校・品濃小学校・平戸小学校境木小学校・川上小学校・名瀬小学校・平戸台小学校・秋葉小学校・柏尾小学校があります。
自治体の助成により無料もしくは低額にて療育・学習指導が受けられます。
まずは、区役所/相談支援事業所/当事業所にご相談ください。