目で見て理解する学習ってなんだろう?②
こんにちは!
オレンジスクール藤沢第2教室です。
前回は目で見て情報を入れる「視覚学習」の大切さをお話ししました。
文字を書くことに負担な様子がある、漢字を覚えることが難しいなんてこと、ありませんか?
今日は、見ただけの状態から脳に情報をしっかり刻み込む「書く学習」のコツを紹介したいと思います。
なぜ「書く」と記憶に残るの?
指先を動かすということは脳の広い範囲を刺激し、記憶を定着させやすくすることができると言われています。
文字に書きだすことで頭の中が整理され、見通しが立つとパニックや不安が減る効果も得られます。
また、書いた文字は消えません。
「自分はこんなに頑張ったんだ!」という自信(自己肯定感)にもつながります。
今回は教室でも取り組んでいる書く学習方法についてご家庭でも取り組めるものを含めて3点ご紹介させていただきます。
「書く」学習方法
①好きなものから始める「推し活ノート」

学習に取り組む前に、「自分の好きなもの」をテーマに文字を書いてみます。
こちらに取り組むことで
・文字を書くことの抵抗感が軽減される。
・難しい漢字でも自然と形を覚えようする力が働く。
という効果が期待されています。
書くものは「好きなキャラクターの名前」「アニメのキャラクターのセリフ」「電車の型番」など、何でも大丈夫です。
「好きなものの名前が書けた!」という喜びは、ペンを持つことへの抵抗感を減らし、「書くこと=楽しいこと」という記憶に塗り替えてくれます。
②見通しを立てる「消し込みリスト」

放デイで行っている活動や、お家でのルーティーンをリスト化して、自分の手で管理する方法です。
放デイだったら「療育(遊び)」「学習」を利用時間内に行います。
おうちでしたら学校から帰宅して行う動きの「学校の準備・片付け」「おやつ」「宿題」など、その日の予定を箇条書きにします。
次に何をするかが視覚的にわかるだけでなく、終わった項目を自分の手で「シャッ!」と消す作業が重要です。
この「消す瞬間」に脳は達成感を感じ、ドーパミンが出ると言われています。
「終わった!」という実感が、集中力を維持し、自己管理能力を育てる第一歩になります。
最初は2〜3個の短いリストから始めていき、徐々に増やしていく方法で負担感なく進めていきましょう。
③気持ちを伝える「一言メモ」

言葉で自分の感情を伝えるのが苦手なお子さんにとって、書くことは「心の通訳」になります。
帰宅時や活動の終わりに、「たのしかった」「ちょっとつかれた」「いやだった」など、今の気持ちを短い言葉で書きます。
感情が高ぶっているとき、言葉で説明するのは大人でも難しく感じませんか?
一度紙に書き出すことで、自分の気持ちを一歩引いて見ることができ、落ち着きを取り戻すきっかけ(セルフケア)になります。
文字が難しい場合は、顔マークを選んで丸をつけるところからでも大丈夫です。
周りの大人が「書いて教えてくれてありがとう」と受け止めることで、書くことが「自分を守る武器」になっていきます。
苦手を解決する工夫
「書く」に負担感が強いお子さんには苦手を解決する工夫も一つの手段としてあります。
筆圧が弱い場合は書きやすく濃い鉛筆を使ってみたり、滑りにくい下敷きを使ってみるのもおすすめです。
また、ゼロから書くことが難しいお子さんは薄い文字をなぞるところからスタートでも問題はありません。
タイピングやタブレットで文字を入れることも立派な「書く」学習の一つですのでパソコンやタブレットを活用してみるもの良いと思います。
最後に
今回、書くことに対して苦手感があるお子さんへの学習方法についてご紹介させていただきました。
お子さまによって異なりますが様々な方法を提示し、様子に合わせて学習方法を選んでいきたいと考えています。
今後も工夫をしながらひとりひとりに寄り添った支援を行ってまいります。
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こだわり、学習遅滞、不登校、多動、注意散漫、音に敏感など、お子さまの発達・成長・学力でご不安なことがありましたら、ご相談ください。
・準備や時間管理が苦手
・空気がよめない
・こだわりがあり学習にも偏りが多い
・意外なことで突然癇癪を起す
・不登校で勉強が遅れている
・算数や国語の問題内容をイメージするのが苦手
放課後等デイサービス オレンジスクール藤沢第2教室
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※自治体の助成により無料もしくは低額にて療育・学習指導が受けられます。まずは、区役所/相談支援事業所/当事業所にご相談ください。
※放課後等デイサービスは、「放デイ」「放課後デイ」「放課後デイサービス」と略して呼ばれてもいます。
