「療育×学習」「療育×発達」により、一人ひとりに寄り添った支援・教育を行います。

オレンジスクール

今日の藤沢第2教室(放課後等デイサービス)

今日の藤沢第2教室(放課後等デイサービス)感覚へのアプローチ②感覚遊びで学びの土台を育む

感覚へのアプローチ②感覚遊びで学びの土台を育む

こんにちは!オレンジスクール藤沢第2教室です!

以前投稿した「感覚へのアプローチ①スライムづくり」では、教室のイベントで取り組んだスライムづくりの狙いや、効果、活動中の流れについてと、机上での学習以外にも様々な経験をすることはお子さんの成長を促す機会となり、その中でも、様々な感触に触れる活動はお子さんの発達を促すのに欠かせないアプローチの一つだという事をお伝えさせていただきました。

今回は、お子さんの「学びの土台」「発達の土台」と言われている感覚機能についてと発達を促すアプローチについてお話します。


感覚とは?感覚が土台になる?

感覚には意識して使っている「識別感覚意識せずに使っている「原始感覚があります。

識別感覚とは、周囲の状況を判別する器官です。

原始感覚とは、生存するために(無意識に)発動している器官です。

特に無意識に使っている「原始感覚」が重要だといわれています。

原始感覚には触覚」「固有覚」「前庭覚の3つがあり、を意識して刺激する活動を日々取り入れて行くことは、発達を促す上でも大事なポイントとなります。

感覚が未発達だと刺激を求めるような行動や危険な行動が多く見られると言われています。

また、触覚が未発達なお子さんは、爪噛みや指しゃぶりをしたり、触覚過敏や対人不安がある傾向があると言われています。

スライムのような感触遊びは原始感覚の発達を促すアプローチとして重要です。

一見ただの遊びのようにも思えますが、様々なものに触れることは、「尖ったものは危ない」「柔らかいものは優しく扱う」など色々なことを学んでいます。

感覚は「学びの土台」「発達の土台」と言われています。まずはこの土台となる感覚の発達にアプローチすることがとても大切です。


感触遊びとは

保育園や幼稚園等で行う「泥遊び」「水遊び」「粘土遊び」などと言った遊びは、お子さんたちに人気な活動ですよね。

このような様々な素材に手や足で触れて様々な感触を味わったり、感触の違いを楽しむような活動の事を感触遊びと言います。

手足から得た「プニプニ」「ザラザラ」「ドロドロ」といった感覚は子どもの発達を促すアプローチには欠かせないものなのです!

いろいろな経験の中で得た感覚刺激を土台として脳で情報を整理し自分の体をコントロール出来るようになり、少しずつ複雑な動作や行動ができるようになります。「道具が扱えるようになる」「周囲の状況に合わせて行動ができるようになる」と言ったことにも繋がります。

 「不器用で体を上手に使えない」「力加減が難しい」「爪を噛んだり指をしゃぶる」「ぐるぐる回る」「距離感が分からない」などと言った困りごとがあるお子さんの感覚機能の発達を促すアプローチとしてもこのような感触遊びは有効的だと言われています!


様々な感触遊び

ご家庭で室内でも気軽にできるような感触遊びをご紹介します。

  • 折り紙や新聞紙を使った感覚遊び

新聞紙や折り紙を丸めたりちぎったりすることで「ぐしゃぐしゃ」「びりびり」と言う感覚を楽しめます。

折り紙等を用いてちぎり貼りや、はがきに貼ってお手紙を作る等アレンジするのもいいですね!

  • スライムや片栗粉を使った感覚遊び

スライムを触る、こねる、のばす、ちぎる等することで「ぷにぷに」「ぶちぶち」「ぬめぬめ」など粘り気のあり感触が味わえます。柔らかいものから固いものまで固さが様々なので色々な感覚が楽しめます。ホウ砂や洗濯のり、絵具等を用いて簡単に作れるので一緒に作るのもおすすめです!口の中にいれてしまう心配がある場合は、片栗粉でも同じような感覚が味わえるのでお勧めです!

  • 粘土や小麦粉を使った感覚遊び

粘土をこねたりまるめたり、色々な形を作るなどして遊ぶことが出来ます。形を作る際は、理想通りにならなくても何度でも作り直せるところもいいですよね。粘土を口に入れてしまう可能性があるお子さんにはこちらも小麦粉や食用油を用いて作ることもできますのでお勧めです!一緒に手作り粘土を作るのもいいですね!

  • 水遊び、氷や泡を使った感覚遊び

水遊びからは冷たさや、桶に溜まった水の水面を触る際の「たぷんたぷん」などという感覚が得られます。氷では、冷たさや、解けていく感覚、氷同士がぶつかって「カラン」となる音などを味わうことが出来ます。泡では「もこもこ」「ふわふわ」といった感覚が楽しめます。色んな色や形のものを作ったり、好きなものを入れたりして楽しむのもいいですね!どの様にすれば取り出せるのかを一緒に考える発掘ゲームもおすすめです!


最後に

今回は感覚の発達についてと感触遊びの繋がりについてお話させていただきました!

簡単な遊びを紹介しましたが、遊びに限らず工作やお料理をすること外で様々な経験をすることも有効的です!

現代は外遊びや体を動かす機会が少なくなっているため脳を育てるような感覚情報が不足している傾向にあると言われています。

怪我をする心配や服等が汚れる心配のありますが出来る範囲で色々な経験をさせてあげたいですね♪

当教室でも前回紹介したスライム作り様なイベントを通じて、お子さんがいろいろな経験を積めるよう支援して参ります。

 

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こだわり、学習遅滞、不登校、多動、注意散漫、音に敏感など、お子さまの発達・成長・学力でご不安なことがありましたら、ご相談ください。

・準備や時間管理が苦手

・空気がよめない

・こだわりがあり学習にも偏りが多い

・意外なことで突然癇癪を起す

・不登校で勉強が遅れている

・算数や国語の問題内容をイメージするのが苦手

放課後等デイサービス オレンジスクール藤沢第2教室

【TEL】0466-47-6936

【MAIL】fujisawa2@orangeschool.jp  

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藤沢第2教室の半径2Km以内には、本町小学校・藤沢小学校・大道小学校・村岡小学校・鵠沼小学校・新林小学校・高谷小学校・鵠洋小学校・大清水小学校・片瀬小学校があります。

※自治体の助成により無料もしくは低額にて療育・学習指導が受けられます。まずは、区役所/相談支援事業所/当事業所にご相談ください。

※放課後等デイサービスは、「放デイ」「放課後デイ」「放課後デイサービス」と略して呼ばれてもいます。

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