モンテッソーリ教育ってなに?
こんにちは!オレンジスクール藤沢第2教室です!
今回は「療育」の中でも比較的馴染みのある「モンテッソーリ教育」についてと教室での取り組みをご紹介いたします。
幼少の頃にモンテッソーリ教育を受けた著名人としてAppleのスティーブ・ジョブズやAmazonの創業経営者ジェフ・ベゾスなど数々の人物が上がっています。
モンテッソーリ教育の歴史
モンテッソーリ教育はイタリアのローマ大学医学部でイタリア初の女性医学博士号を取得した「マリア・モンテッソーリ(1870~1952)」によって考案されました。
精神病院で医師として働いていたモンテッソーリは知的障害がある幼児がパンくずで遊ぶ姿を目撃し、幼児が感覚的な刺激を求めることに気付きました。
指先を動かす玩具を与えることで感覚の刺激を行い、それによって知的水準を向上させることを実証したことで1907年には貧困層の健常児の保育施設(のちに「子どもの家」と呼ばれます)でも教育を行うことになります。
これがモンテッソーリ教育の始まりとされています。
世界110か国以上に「子どもの家」があるとされ、特にアメリカでは多数の教育施設で実施されているそうです。
日本では大正時代に紹介されたものの、あまり広がることはありませんでしたが、近年では幼稚園や保育園でモンテッソーリ教育を行っている施設も増えてきています。
理念と目的
モンテッソーリ教育の理念は「子どもには自分を育てる力=自己教育力が備わっていて、自ら学び、成長や発達が出来る」というものです。
例えば、赤ちゃんは周りの物に興味を持ち、触ったり、確かめたりする行動をします。
また、ハイハイや歩いたりなど誰かが教えなくても歩いたり、言葉を真似したりもします。
大人はそういった子どもの要求を汲み取って自発的な活動を援助する存在に徹することが求められています。
まずは子どもを正しく理解し、異なる価値観や感覚を持っている事を尊重し、大人の枠組みにはめ込まない接し方を心がけることが大切です。
モンテッソーリ教育の目的は子どもたちがその後の人生を幸せに生きるために豊かな人格形成の土台を育むことにあります。
オレンジスクールでの取り組み
藤沢第2教室では色と配置を見比べる力、手先の訓練としておもちゃを作りました。
見本のカード通りに同じ色のシールのついたペットボトルのキャップをはめていく課題です。
お友達や指導員とタイムを競って対戦形式で行ったり、自分の記録を更新していくなど、様々なルールで取組んでいます。
焦ってしまうとキャップが最後まで閉まっていない、色を見間違えてしまう、といったことが生じやすいため、
意識する部分を確認することでしっかり決められた工程を行うようにしていただいています。
最後に
今回は教室で作成した一例の紹介でしたが、モンテッソーリ教育にはその他様々な課題や玩具があります。
お子さんの興味や年齢に合わせてご家庭でも取り入れてみていただければと思います!
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