「療育×学習」「療育×発達」により、一人ひとりに寄り添った支援・教育を行います。

オレンジスクール

今日の藤沢第2教室(放課後等デイサービス)

子どもの粘土遊びの嬉しい効果

こんにちは!

放課後等デイサービス藤沢第2教室です!

2月のイベントでは紙粘土でオリジナルのマグネットを作りました。

事前にデザイン案を考え、それを基に当日は作業を進めました。

理想の色や形にするためによく考え、思い思いにマグネットを制作し、個性豊かな作品を完成させることが出来ました。

楽しく気軽に取り組める粘土工作ですが、お子さんの発達に良い影響が沢山あると言われています。

今回は、粘土遊びがもたらす効果についてお話したいと思います。


粘土遊びの効果とは?

幼少期から室内遊びとして取り組める粘土遊びですが、楽しいだけではなく様々なねらいがあり、以下のようなお子さんの発達を促す効果が期待されています。

  • 五感を育む
    粘土をこねたり丸めたりすることで手から「冷たい」「ぷにぷに」「ゴツゴツ」「つるつる」等と言った様々な触覚刺激を得ることが出来ます。ちぎったり叩きつける音(聴覚)や様々な色や形の粘土を見る(視覚)こと、粘土なの独特の匂い(嗅覚)を感じることなど五感から様々な刺激を受けることが出来ます。

  • 創造力(想像力)や発想力が身に着く
    粘土は自由自在に形を変えることができます。「この形とこの形を組み合わせたらどうなるかな?」「何色と何色を混ぜたらいいかな?」「こんな形にもなるかも?」とどんな形にするかイメージしながら作品を作ることで創造力(想像力)発想力が育まれます。

  • 手先が器用になる
    粘土をこねる、丸める、つまむ等と言う動作では手や指を使い、
    特に型やヘラなど道具を使う際は、道具をつかむ、道具を使いながら粘土の細かい部分を成形する動作があり繊細な動きが必要となります。
    これらの動作を繰り返し行うことで少しずつ手先が器用になっていきます。
    楽しみながら「こうしたい」能動的にに取り組むことで自然と手先の巧緻性が身についていくのです。
    工作だけではなく、ハサミを使う、ボタンのかけ外しなど私生活の様々なところに手先の器用さは繋がっていきますので手先の器用さは育むことはとても大切だと言われています。

  • 集中力の向上
    粘土遊びは「どんな形にしたいか考える」「理想の色や形にするために粘土や絵具の配分を考える」と考える工程が多いです。
    また、粘土は感触や匂い、音など五感を働かせ自由に楽しみながら取り組めるので自然と夢中になり、普段なかなか集中できないお子さんも落ち着いて集中して取り組む見やすい内容です。「夢中になって遊ぶ」と言うことを繰り返し行うことで集中力が向上すると言われています。

  • 模倣力の向上
    「こんな形にしたい」という思いで遊んでいるうちに、自然と友達や大人のやり方を真似て同じ動きが出来るようになっていることが多いです。
    丸や三角の形を作る時の手の使い方、道具の使い方など友だちや大人のやり方をじっと観察し、動作を理解して記憶し、自分で再現します。
    それらを繰り返すうちに自然と模倣力(まねをする力)が身についていくと言われています。
    模倣力は生活をしていくうえでとても大切な力です。
    字を書くことや話すことなどを初め、「こういう場面ではこんな行動が適切だな」と判断し、場に適した言動をすることにも繋がります。
    社会性やその他の能力を獲得する上でも大切な能力だと言われています。


苦手感があるお子さんへの対応

特性によって感覚過敏で粘土の匂いや感触が苦手、手先が不器用で工作が苦手、イメージをすることや関心が低いという困りごとがあるというお子さんもいると思います。

お子さんと相談しながら工夫してやり方を工夫して少しずつ慣れるよう無理なく取り組むことが大切です。
有効的な対応法を紹介します。

  • 粘土の匂いや感触が苦手
    →時間や回数などを決めて少しずつ挑戦する
    →マスクや手袋、型などの道具を用いて負担を軽減する
    →苦手な部分をサポートする
    →匂いや感触の合うものを使用する

  • 手先の不器用さがある
    →部分的のサポートをする
    →姿勢や道具の使い方、力の入れ方を確認する
    →作品を認める・褒める

  • イメージするのが難しい、関心や意欲が低い
    →創作に興味をもたせる(好きなテーマを選ぶなど)
    →手順表を置く
    →作品を認める・褒める


おわりに

今回は、粘土遊びがもたらす効果についてと苦手感のあるお子さんへの対応方法についてお話しました。

日ごろ何気なくしている遊びのなかにお子さんの発達を促す要素が沢山あります。

「楽しい」「こうしたい」という思いがよりお子さんの意欲や効果を向上させていくため大切にしていきたいですね。

今後もひとりひとりの特性に合わせて楽しみながら取り組める活動や支援をしてまいりたいと思います。

以上、放課後等デイサービスオレンジスクール藤沢第2教室でした。

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こだわり、学習遅滞、不登校、多動、注意散漫、音に敏感など、お子さまの発達・成長・学力でご不安なことがありましたら、ご相談ください。

・準備や時間管理が苦手

・空気がよめない

・こだわりがあり学習にも偏りが多い

・意外なことで突然癇癪を起す

・不登校で勉強が遅れている

・算数や国語の問題内容をイメージするのが苦手

放課後等デイサービス オレンジスクール藤沢第2教室

【TEL】0466-47-6936【MAIL】fujisawa2@orangeschool.jp
 

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藤沢第2教室の半径2Km以内には、本町小学校・藤沢小学校・大道小学校・村岡小学校・鵠沼小学校・新林小学校・高谷小学校・鵠洋小学校・大清水小学校・片瀬小学校があります。

※自治体の助成により無料もしくは低額にて療育・学習指導が受けられます。まずは、区役所/相談支援事業所/当事業所にご相談ください。

※放課後等デイサービスは、「放デイ」「放課後デイ」「放課後デイサービス」と略して呼ばれてもいます。

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