図形の問題が苦手な子への支援
こんにちは!オレンジスクール鶴見教室です!
街にはクリスマスの雰囲気が漂ってきました。子どもも職員もクリスマスカラーの服が増え、年に一度のイベントを心待ちにしている様子が伺えます。
本日は、算数の「図形問題の学習支援」について紹介します。
- 三角形や四角形
- 直方体や立方体
- 角柱や円錐
- 辺、頂点、面
イメージ力が必要な図形の問題が苦手な子は多いです。
そのような時には、プリント学習だけでなく、遊びの中で図形の力を高めることも重要になります。
1、箱の中身はなんだろな?
図形問題が苦手な要因として、プリントの図形を正しくイメージできないことが挙げられます。
立方体の後ろ側など見えない部分がイメージできず、解けない子は多いです、
そんな時に、有効な遊びが「箱の中身はなんだろな?」です。
箱の中で色々な図形のパーツを触りながら、
どんな形をして?どこがチクチクして?いくつ面があるのか?
などの図形情報を、触った感触でイメージして考え、記憶していきます。
体験を通して覚えることで、プリントの図形問題でも、触った時の記憶を思い出して解けるようになっていきます。
2、ストロー工作
図形の問題の中でも、「辺、頂点、面」を判断するのは、子供たちが苦手な問題の1つです。
辺は12本、頂点は8つ、面は6つ・・・と丸暗記しても理屈がわからなければ、すぐに忘れてしまいます。
そんな時は、ストロー12本と練り消しで作った玉で、実際に立体模型を作ってみます。
作る中で何度も、ストロー(辺)と玉(頂点)を触って体験しながら、視覚と触覚を通して覚えていきます。
このように、実際に何度も触れることで、プリント問題の時も実物を思い出して解くことができるようになります。
最後に
発達に困難を抱えた子は、記憶の困難などを同時に抱えて、学習に苦手感のある子が多くいます。
しかし、本人はなぜできないのかわからないので、支援者がその子の力を理解してサポートしてあげることが必要になります。
今後も職員一同、困り感のある子を支えるために、学び続けていきたいと思います。
今後ともよろしくお願いします。
お子さまの学習やコミュニケーションに悩みを抱えていることなどありましたら、お気軽にご相談下さい。
今後も子どもたちにとってよりよいサービスを提供できるよう引き続き精進してまいります。よろしくお願いします。
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