価値観を伝え合うコミュニケーションゲーム 「ito(イト)」
◆夏休み目前!

暑さが本格的になる季節となりました。
まもなく夏休みを迎えますが、熱中症予防のためにも、こまめな水分・塩分補給や、十分な休息を心掛けたい時期です。
小岩教室では、活動が切り替わるタイミングで「飲水タイム」を取り、熱中症対策に努めております。
引き続き、水筒のご持参にご協力をよろしくお願いいたします。
◆「ito(イト)」とは

小岩教室では、SST(ソーシャルスキルトレーニング)の一環として、
ボードゲームを活用した活動に取り組んでいます。
今回はその中から、コミュニケーションを楽しみながら協力して取り組める「ito(イト)」をご紹介いたします。
このゲームは、参加者それぞれに数字カードが配られ、お題に沿った言葉で数字を表現しながら、
全員で数字の順番を予想して並べていくゲームです。

例えば「生き物の大きさ」なら、100がゾウ、1がアリ、など…
しかし、数字そのものを言うことはできません。
そのため、「なぜそう思ったのか」「どんなイメージなのか」を言葉で表現し、相手の考えを想像することが大切になります。
◆「ito(イト)」を遊ぶ前に
小岩教室では、「ito」を遊ぶ際、2つの「オレンジルール」を設定しました。
「オレンジルール」は、教室内でどんなお子様でも遊びやすくするためのお助けルールです。
①基準となる言葉を、最初に皆で話し合う
お子様によって、目の前に無いもののことを想像したり、自身の数字に合う言葉を考えることに負担感のあるお子様がいました。
そこで、自身の数字に合う言葉を考える前に、
「最大・中間・最小」の基準となる「100・50・1」になりそうな言葉を、皆で話し合って決めることにしました。
例えば「生き物の大きさ」なら、
「一番大きい生き物って何だろう?」
「ゾウかな?」
「じゃあゾウが100だね」
「だとしたら、1はアリになりそうじゃない?」
「そしたら、真ん中の50は、人間にしようよ!」
「人間を含めるの? クマも人間と同じ大きさなんだよ」
「そうなんだ~! じゃあ、今回は50がクマにしよう!」
(私は40を持っているから…50のクマより少し小さい…)
「なら、私はパンダ!」
このように、具体的なイメージを最初に全員で共有することで、自身の数字を別の言葉で考えるヒントになります。
②思い浮かべた言葉を付箋に書く
ゲームをプレイしていく中で、参加人数が増えたり、話し合いが白熱したりすると、
「誰が・どのカードに・どんな言葉を考えたか」を忘れてしまうことがありました。
そこで、お子様ごとに筆記用具と付箋を用意し、思い浮かべた言葉を付箋に書き、自身のカードに貼ってもらうことにしました。
↓お題:くだものの大きさ

当初の目的である「忘れてしまう」ことの対策に加え、
言葉を付箋に書き出すことで、お互いの意見を視覚的に整理し、話し合いの進行をスムーズに行うことができました。
◆「ito(イト)」を遊んでみて

活動中は、「こっちの方が上かな?」「私は選んだ理由は…」など、自然と話し合いが生まれていました。
同じお題でも感じ方や考え方は人それぞれで、「そんな考え方もあるんだね」と新しい発見につながる場面も多く見られました。
また、このゲームには勝ち負けだけでなく、「お互いの価値観の共有」という大きな魅力があります。
自分の考えを相手に伝える力だけでなく、相手の意見を受け止める力も必要となるため、コミュニケーションの練習にもなります。
一人ではクリアできず、全員で協力して正解を目指すため、自然と連帯感も生まれます。
オレンジスクール小岩教室では、遊びや活動を通して、話し合いや協力する力、そして相手を思いやる気持ちを育める機会を大切にしていきたいと思います。
子どもたちの笑顔と成長につながる活動を、これからもたくさん取り入れていきます。
見学・相談、受け付けております!
放課後等デイサービス オレンジスクール小岩教室
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(A.M)
