「療育×学習」「療育×発達」により、一人ひとりに寄り添った支援・教育を行います。

オレンジスクール

今日の鶴見教室(放課後等デイサービス)

綺麗な字を書くために

親御様から、よくお子様の「字が汚い」といったご心配の声を耳にします。

今回は文字を綺麗に「書く」ということについて、お話をさせていただこうと思います。

現代、パソコンやスマホが普及し、手書きをする機会は減少傾向にあります。

しかし、減っているとはいえ、書字をする機会がなくなるわけではありません。むしろお子様は大人に比べて、書字する機会が多くあります。

また、お子様の学年が上がるにつれて、ついつい字がテキトーになんてことも…。

では、字が汚いとどんな悪いことが起こるのでしょうか。

字が汚いことによるお子様へのデメリットをご紹介いたします。


汚い字によるデメリット

1.復習がしにくい

授業中にせっかく頑張って板書をしても、乱雑な字だと、ノートを見返した際に読み返すこともできず、復習もままらないという事態にもなりかねません。

また、読みにくい字は学習のモチベーションを下げてしまう要因にもなり、お子様のやる気を阻害することにも繋がってしまいます。

2.計算間違いの元

算数や数学のケアレスミスで、一つの原因となっている数字の読み間違いです。

教室でもよく、ご自身で書いた「0」と「6」や「4」と「9」を読み間違えて、途中の計算から間違ってしまうお子様が少なくありません。

3.テストでの減点

テストでは制限時間があるため、焦ってしまい、走り書きになってしまうこともございますが、正しい答えを書けていたとしても、採点者が読めなくては結果に繋げることができません。

また、学校で行われる普段のテストだけでなく、入学試験といった重要な場面でも、減点となる可能性があります。

重要な場面でこそ、きれいな字で書くことが必要となります。

このような、もったいないことが起きないよう、きれいな字を書くためのポイントをいくつかご紹介したいと思います。


文字をきれいに書くために

1.丁寧に書くことを意識する

まず普段から字を綺麗に書くためには、「丁寧に書こう」という自発的な気持ちを持つことが大切です。

学校のテストやプリントで、文字の巧拙によって些細な失点があった時に、お子様と振り返を行い、お子様自身が「汚い字」を書くことは損であることを理解できると、意識がしやすくなります。

2.書き順を意識

綺麗な字を書く上で、気を付けるポイントは書き順です。

漢字だけでなく、ひらがなやカタカナなどの書き順は、最も書きやすくバランスよく書けるよう構成されております。

書き順を無視して、自己流の書き順で覚えてしまうと、字のバランスも乱れやすくなるので、書き順を意識すると自然とバランスを取ることができ、比較的に綺麗な字が書きやすくなります。

3.落ち着いて書いてみる

問題を解く際、答えを書くときに焦ってしまい、字が丁寧に書けなくなってしまうこともよくあります。

そういった場合には「ここだけは丁寧に書いてみる」というようにメリハリをつけて、ゆっくり丁寧に書く時間を作り、落ち着いて書字する習慣をつけると良いでしょう。

また、焦りがちになってしまうお子様には時間や環境を整えたりと、気が散りにくい工夫を取り入れることで改善される場合もございます。

4.鉛筆の持ち方

書字の時、鉛筆は正しく持つことができているでしょうか。

癖のある持ち方をしていると、無駄に力みすぎてしまい、腕や手がだるくなってしまいます。

鉛筆を正しく持つことで、適度な力加減で書字がしやすく、指も疲れにくくなり、字の乱れも軽減できます。

しかし、鉛筆の持ち方をその場で正すことは簡単ですが、気を抜くとまたいつもの持ち方になってしまう場合がほとんどです。

鶴見教室では鉛筆の持ち方が不安定なお子様に対して、下のお写真の様な補助具を使って学習に取り組んでいただいております。


最後に

字を綺麗に書けるということは学習の意欲にも繋がります。

綺麗に書きたい、書けたと意識していただけるよう、お子様達の支援を行っていきたいと思います。

お子様のこだわり、学習遅滞、不登校、多動、注意散漫、音に敏感、コミュニケーション等に関することで、お悩みや不安なことがございましたら、お気軽にご相談ください。

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【オレンジスクール鶴見教室】

TEL:045-633-4822

FAX:045-633-4821

〒230-0051

神奈川県横浜市鶴見区鶴見中央1丁目24-10 エスティエスビル2階

(F.Y)

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