「療育×学習」「療育×発達」により、一人ひとりに寄り添った支援・教育を行います。

オレンジスクール

今日のピコ東戸塚教室(児童発達支援)

10月の一斉活動のご紹介☆

オレンジスクールピコ東戸塚教室では、様々なソーシャルスキルを身に付けていただくために、毎週異なる活動を行なっております。

今回は、10月に行なったSSTの活動をご紹介いたします!


〇おつかいをしよう

指導員が渡したカードに描いてある食べ物を、教室内に作ったお店屋さんに買いに行く活動をしました。

<ねらい>

  • 指定されたものだけを買う練習をする
  • 「〇〇ください」等好ましい言葉のやり取りを知る

最初に「お買い物は、好きなもの(欲しいもの)を買うことができる」「おつかいは、頼まれたものを買う」と、「お買い物」と「おつかい」の違いを伝えました。

その後、お店に買いに行く時には「〇〇ください」、受け取ったら「ありがとう」を伝えることを、指導員が見本を見せながらお話しました。

「イチゴが良かった」等、好きなものを買いたい気持ちになるお子さまもいらっしゃいましたが、「お料理するのに使いたいんだ」「カレーを作る材料が欲しいんだ」等とおつかいの理由を伝えることで、「わかった!」と気持ちを切り替えて買い物に行くお子さまも多かったです。

お子さまの様子に合わせて、買ってくる個数を増やしたり、口頭指示で買ってきてもらったりと、難易度を上げて行ないました。

「楽しい!」「もっと難しくてもいいよ」と前向きに参加する様子が見られました^^


〇棒パズル

棒状のマグネットを組み合わせ、指導員が作った三角や四角等の形を真似して作ってもらいました。

<ねらい>

  • 形の作りを知る
  • 見本と同じように作る練習をする
  • 思考能力を鍛える

見本を見ると「バツだ!」「三角!」等形の名前を元気に答えてくれる姿が見られました。

斜めの線が含まれる三角等は、どのようにマグネットを置けばよいのか悩むお子さまもいらっしゃいました。「難しいよ」「手伝って」等とご自身から指導員にヘルプを出してくれるお子さまや、「難しかったら先生に教えてね」と伝えると「分からないの」と伝えてくれるお子さまもおり、困った時にヘルプを出すことができるお子さまが多くなりました。

前の見本を見て、手元に同じように作ることは、板書を書き写すことの練習にもなります。文字を書くことがまだ難しいお子さまも、前の見本を見て真似する機会を設け、少しでも板書を書き写すことの前準備ができればと思います。


〇工作(オバケ)

10月は、ハロウィンにちなんだオバケ作りをしました☆

<作業内容>

  • 袋に綿とちぎったフラワーペーパーをつめる。
  • 帽子を円錐の形に丸める。
  • 帽子にシールで飾り付けをする。オバケの顔を貼って完成させる。

<ねらい>

  • 季節の行事に触れる
  • 手先の発達を促す
  • 集中力を高める

袋に綿をつめる作業に苦戦するお子さまもいらっしゃいましたが、諦めずに挑戦する姿も見られました。「難しい」「手伝って」とヘルプを出してくれるお子さまもいらっしゃいました。

帽子を円錐の形に丸めることも難しい作業でした。印を描いておき、印と印を合わせて丸くしてもらうように準備しています。印をよく見ながら頑張って丸くする姿が見られ、難しい作業も挑戦する経験ができたと思います。


〇まとめ

今回は、10月の一斉活動をご紹介しました。

お子さま自身が「楽しい」と思える活動の中で、少し難しいことにも挑戦する力ヘルプを出す力等も伸ばせるよう支援していきたいと思っています!

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「知能×社会生活能力」の発達支援により、入学・就学前の準備にむけて、子どもが苦手としている能力の成長を促す発達支援を提供いたします。

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