数の合成分解について
こんにちは。オレンジスクールピコ東戸塚教室です。
今回は、足し算や引き算の基礎となる、数の合成分解についてお話したいと思います。
合成とは、例えば5という数を1と4を合わせた数と見る場合のことを言います。逆に5という数を1と4に分けて見る場合は分解と言います。足し算や引き算はこのような見方が元となっています。合成分解を理解することで、計算の基礎を身に付けることが期待されます。
それでは、実際に当教室で行なっているプリント等をご紹介します。
あわせていくつ
イラストの合計の数を求める問題です。数唱ができるようになってきているお子様は、1から順に数えることで答えを出すことができています。「2個と3個を合わせたら5個だね」等と言葉も添えて伝えることで、足し算に繋げやすくしています。
合わせて〇 (イラスト)
こちらは上段と下段を線で繋いで、5つになる組み合わせを探していく問題です。分解を理解するための準備として活用しています。お子様の興味に合わせたイラストを用意することで、楽しく数えながら組み合わせを探していくことができます。こちらも「1つと4つで5つだね」等と言葉を添えて伝えています。
合わせて〇 (数字)
先程紹介したプリントの数字バージョンです。いきなり数字だけでは不安に感じたり、難しく感じたりするので、丸などでヒントをつけています。数字だけではまだイメージが付かない場合でも、丸を確認することで組み合わせを探すことができるよう配慮しています。
いくつといくつ (応用問題①)
分解の問題に慣れてきたお子様に用意しています。1問目はイラストを数えることで解ける形式となっており、2問目は隠れている個数を考える問題となっています。隠れているものは、頭の中でイメージする力を育てることにも役立ちます。
いくつといくつ (応用問題②)
こちらは数字のみの問題です。合成と分解、両方を確認できる問題となっています。数字が大きくなるにつれて、数と数の組み合わせ方は増えていきます。5と何に分けられるかを理解することは、今後の計算の際に役立つことなので、5のまとまりを作る練習も合わせて行なっています。理解を深めるためにも、丁寧に確認していくことを心掛けています。
おはじきやそろばんを使ってみよう!
プリントだけではなく、おはじきや20玉そろばんを実際に動かしてみて考えることもあります。実際に動かすことでイメージがつきやすくなるので、合成分解の問題に取り組む際には具体物を使用することも多いです。
特に分解の問題は難しいと感じるお子様も多く、数の問題に苦手意識を持ってしまう場合もあります。お子様の興味に合わせたプリントを用意することで、楽しく数の勉強ができるよう心掛けています。楽しく学べるように、これからも工夫しながら一緒に取り組んでいきたいと思っています!
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