物語を作ってみよう
あじさいの花が少しずつ色づき始め、梅雨の気配を感じる時期となりました。気候の変化はありますが、体調管理に気をつけながら今月も楽しんで過ごしていきたいですね。
さて、「作文が苦手」とご相談されることが多くあります。また苦手意識を持つお子様も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
「何を書いていいのかわからない」、「主語がばらばら」「だらだらと書いてしまう」などうまく書けない様々な要因があるかと思います。
オレンジスクール溝ノ口教室では、そのようなお子様のために「物語作り」のプリントをご用意しています。
文章の穴埋めをしてみよう
まず、穴埋め形式で「主語」-「述語」といった文の構造を練習していきます。
「誰が」「何をしているのか」といった短いものから職員とお話しながら進めていくことで抵抗感少なく取り組むことができています!
慣れて来たら「どこで」「何を」「どうした」といった修飾語を足していきます。穴埋めの数や場所はお子様の理解度に合わせて変更しています!
お話の展開を考える力を身に付けよう!
物語作りは、場面を3つに分けています。
分けることで、主語を基にした話の展開が分かりやすくなり、「文章が長くなってしまう」、「何を書いていいかわからない」といった心配事を減らすことができます。
イラストの人物は何をしているかな?(例:芋ほり)
その次に何をしたかな?(例:焼き芋)
その結果どういう気持ちになったかな?(例:美味しかった)
と、場面ごとに考え、「人物」と「動作」がはっきりすることで、簡潔に文章を作成することができますね。
補助教材も活用しよう!
「嬉しかった」「楽しかった」など、感情を表す言葉をイラストの表情に合わせて用いることが難しいお子様や、感情をうまく言葉に表せないお子様には、「きもちの表」を使用しながら取り組んでいます。
お子様自身も感じたことのある気持ちを職員とお話ししながら「この時はどの気持ちかな?」と選んでもらいます。
場面に応じた感情を学習することで、お子様の語彙力を増やすことにも繋がります!
文章を書いてみよう!
お話の展開を想像できるようになってきたら、実際に文章を書くことにチャレンジします。
最初は「だれが」「何をした」という簡単な文章ですが、慣れてくると「いつ」「どこで」「誰と」と、どんどん情報を増やして文章を書いていきます。
溝ノ口教室の中には、イラストからイメージを膨らませて、自分なりに文章をアレンジして書くことが出来るようになったお子様もいらっしゃいます!
楽しく助詞を覚えよう!
書く文章が増えてくると「助詞」に躓くお子様も多くいらっしゃいます。
たとえば「○○が△△を した」の文章で「が」と「を」を逆に書いてしまったり誰がどの動作を指しているのか分からなくなってしまうこともあるのではないでしょうか。
そのようなお子様にはゲーム感覚で楽しめる教材もご用意しています。
さいころで出来た文章が表すイラストを、相手より早く見つけるゲームですが、遊びながら「が」と「を」の違いを学ぶことが出来ます。
溝ノ口教室では他にも、お子様の「苦手」に対して出来る限り抵抗感を少なくし、1歩ずつステップアップできるような教材をご用意しています!
お困りごとがあれば、是非お気軽にご相談ください♪
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こだわり、学習遅滞、不登校、多動、注意散漫、音に敏感など、お子さまの発達・成長・学力でご不安なことがありましたら、
ご相談ください。
- じっとしているのが苦手
- 準備や時間管理が苦手
- 空気がよめない
- 周囲が気になり集中できない
- こだわりがあり学習にも偏りが多い
- 文章を拾い読みしてしまう・意外なことで突然癇癪を起す
- 言葉を直接的に捉えて一喜一憂する
- 不登校で勉強が遅れている
- 整理整頓が苦手
- 朝の準備に時間がかかる
- 算数や国語の問題内容をイメージするのが苦手
放課後等デイサービス オレンジスクール溝ノ口教室
【TEL】044-455-5661
【MAIL】mizonokuchi@orangeschool.jp
【お問い合わせ】 放課後等デイサービス オレンジスクール 溝ノ口教室
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溝ノ口教室の周辺には、高津小学校・東高津小学校・坂戸小学校・久本小学校・下作延小学校・上作延小学校などがあります。
※自治体の助成により無料もしくは低額にて療育・学習指導が受けられます。まずは、区役所/相談支援事業所/当事業所にご相談ください。
※放課後等デイサービスは、「放デイ」「放課後デイ」「放課後デイサービス」と略して呼ばれてもいます。