「療育×学習」「療育×発達」により、一人ひとりに寄り添った支援・教育を行います。

オレンジスクール

今日の小岩第2教室(放課後等デイサービス)

今日の小岩第2教室(放課後等デイサービス)みんなでやってみよう(集団支援プログラム)とは?

みんなでやってみよう(集団支援プログラム)とは?

こんにちは、オレンジスクール小岩第2教室です!

大寒波が過ぎ去り、暦の上では春を迎えています。冷たい北風が数日続いたかと思うと、さわやかな春風が頬を緩める。春が待ち遠しく感じられる季節です。みなさまお変わりなくお過ごしでしょうか。体調を崩されませんよう、どうぞご自愛ください。


みんなでやってみよう(集団支援プログラム)

今回のブログでは、みんなでやってみよう(集団支援プログラム)についてご紹介したいと思います。

オレンジスクールでは、お子様一人一人に応じた学習支援・療育を提供しておりますが、小岩第2教室ではそれに加え、集団支援プログラムという活動を行っております。集団支援では指導員が活動を進行し、その日ご利用のお子様が参加しております。

具体的な活動内容は以下の通りになります。

  • 四字熟語を言ってみよう!
  • 読み上げ(英語・単位換算・早口言葉など月替わり)
  • 記憶力クイズ(視覚・聴覚)
  • 百マス計算(タイムを計ってみよう)
  • タングラム(図形パズルに挑戦)
  • 言葉プリント(主語・述語ってなに?)

目的と狙い

みんなでやってみようの目的は、大きく分けて二つあります。

一つ目は、集団に適応できるように参加しやすい環境を整え、集団が苦手なお子様や一斉指示が難しいお子様でも、集団の中にいることができるように、集団に慣れていただくことです。

二つ目は、集団で同じ活動に取り組みますが、記憶力クイズや100マス計算などお子様同士が競うためではなく、それぞれのペースで課題に取り組むという意識の形成です。

それでは活動内容を一つずつ見ていきましょう!


四字熟語を言ってみよう!

小学生から学ぶ国語、中学・高校の古典や漢文など、四字熟語は幅広く教育の場面で接する機会があります。また、新聞や難しい書物に触れる機会が増える大学生や社会人になってからも、幅広い知識や理解力を高める教養として身に着けておくと便利なものです。

毎回20個の四字熟語(意味説明文があるもの)を読み上げ、合間に四字熟語がどのようなものか、また読み上げた中からいくつかを取り上げて意味を説明しています。集団支援では、その場で四字熟語を覚えることが目的ではなく、繰り返し読み上げることで、耳に残す形で覚えることを目的としています。学校や読書をしている際、「あ、この言葉聞き覚えがあるな」「これ知ってる!」といった取っ掛かりとなり、物事を学ぶ機会にしてほしいと考えています。遊びの時間に、不意に、「一心不乱」「危機一髪」など思い浮かんで言葉にするお子様もおられます。


読み上げ(英語・単位換算・早口言葉など)

こちらは月替わりで内容を変えて行っています。四字熟語と同じように実際に声に出し耳で聞くことで覚えることを目的とした読み上げ(曜日・四季・12か月の英単語や、長さ・重さ・かさ(容積)・時間の単位換算)の他、早口言葉を行っています。文を目で追う練習、同時に舌や口を意識的に動かす運動になります。噛まずに言い切ることが難しいのですが、うまく言えずとも、噛んでしまった際の文章がヘンテコになり、みんなの笑顔が生まれる活動でもあります。失敗しても楽しく、うまく言えると嬉しいという小さな成功体験を積み重ねています。


記憶力クイズ(視覚・聴覚)

記憶クイズでは、プリントされた10個の単語を見て覚えるもの、指導員が読み上げたものを覚える二つの形式を隔週入れ替えで行っています。学校の授業など、見たものや聞いたものをノートに書いていくことが必要になる場面も多くあります。覚えたものを紙に書きだすことで、(視覚・聴覚)情報のインプットからアウトプットするまでの一連の流れの練習になります。


百マス計算

100マス計算は2つのマスの組み合わせを見て計算を行います。小学1年で習う足し算並びに引き算は、その後の繰り上がり・繰り下がり、2桁・3桁同士の計算に必須です。桁の多いかけ算では、繰り上がり繰り下がりの計算が必要になるなど、たし算引き算はその後の学びにも必要な基礎的な計算です。継続して行うことで、計算する力の向上につながります。


タングラム

タングラムは、パーツを組み合わせて呈示された形を作成するシルエットパズルです。パーツの大きさや形、向きを呈示されたものと見比べながら、パーツの移動・向きを変えることを通して、対象あるいは自分の見方が可変的であるという体験になります。また、平面での図形理解に馴染めるようにしています。


言葉プリント(主語・述語ってなに?)

プリントに記載された各短文中の主語と述語に線を引きます。誰が、あるいは何が文の中心になっているのか、そしてどうなっているのか、文の結末を意識する練習になります。文を読む際に限らず、お話をする際にも誰が何をする、という構造は大切です。繰り返し練習することで会話においても主語・述語を意識しやすくなります。


まとめ

集団支援プログラムでは、集団の中にいられるようになる・集団に慣れる、集団の中でもそれぞれのペースで課題に取り組むという目的を土台に、それぞれの活動の体験を積み重ねております。

ご興味ある方は見学・相談受け付けております。お気軽にお問合せください。

(R.S)

放課後等デイサービス オレンジスクール小岩第2教室

【TEL】03-5876-8790

【FAX】03-5876-8791

【MAIL】orangeschool.koiwadai2@gmail.com

【アクセス】京成線江戸川駅 徒歩3分

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