「ふわふわ言葉」と「ちくちく言葉」
こんにちは。オレンジスクール小岩第2教室です。
本日は、お子さん向けの『ふわふわ言葉』と『ちくちく言葉』についてお伝えします。
『ふわふわ言葉』とは、柔らかく優しいニュアンスの言葉を指します。例えば、『ありがとう』『やさしいね』『がんばってるね』『すごいね』『ナイス!』などが挙げられます。これらの言葉は相手に対する思いやりや優しさを表現するために使われます。
一方、ちくちく言葉は、辛辣で鋭い言葉のことを指します。例えば、『バカ』『ウザい』『キモい』『うるさい』などが該当します。これらの言葉は、相手に対して厳しい意見や批判を伝えるために使われることがあります。
『ふわふわ言葉』と『ちくちく言葉』を使って会話した場合、結果は大きく異なります。ふわふわ言葉を使った場合、相手は嬉しさや安心感を感じることが多いです。一方、ちくちく言葉を使った場合、相手は傷ついたり怒ったりする可能性が高く、関係が悪化することがあります。
ですから、相手とのコミュニケーションを円滑にするためには、適切な言葉選びが重要です。相手の気持ちを考え、場に合った言葉を使い分けることが大切です。そうすることで、よりよい関係を築くことができます。
発達障害の特性を持つお子さんには、人とのコミュニケーションに困り感があるお子さんが多くおられます。お子さんが『ふわふわ言葉』と『ちくちく言葉』について理解し、日常で『ふわふわ言葉』を選んで使えるように教えてあげましょう。
オレンジスクール小岩第2教室には、小集団で同じ学習に取り組む集団支援の時間があります。その中で『四字熟語』や『早口ことば』等を復唱するコーナーがあり、この3月からは『ふわふわ言葉をいってみよう!』という取り組みを行っています。
進行役の指導員が『ふわふわ言葉』について説明してから児童と一緒に復唱し
更にその後に、お友達のお名前に続けて『ふわふわ言葉』を言ってみる試みです。
ふわふわ言葉を言われたお友達は表情が緩んだり、笑顔になる変化が見られています。
気持ちのよい言葉を使ったときの気持ちを味わい、意味を理解することで日常場面で人との
関りが上手になるきっかけになればと思います。
そのコーナーでは、『ちくちく言葉』についても説明を行っています。
「『ちくちく言葉』は、誰かに言われると嫌な気持ちになってしまう言葉で
『ちくちく言葉』は使わないようにしよう」と指導員が児童に話すと
「『ちくちく言葉』を言われて嫌な気持ちになったことがある」と話してくれた児童がいました。
オレンジスクール第2教室では、児童の気持ちを受け止めながら、適切な言葉の使い方を伝えコミュニケーションの支援を行っています。
いかかでしたでしょうか。今日は『ふわふわ言葉』と『ちくちく言葉』についてお伝えしました。
ご興味のある方は見学、相談を受け付けておりますのでお気軽にお問合せください。(A.T)
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