「字を書くことについて」 放課後等ディサービス オレンジスクール小岩教室 療育×教育
今日は、学習とは切っても切り離せない「字を書くこと」について少し書いてみたいと思います。
実は私、発達支援のお仕事に就くまで、お箸の持ち方が間違っていたのですね…。
「持ち方なんて間違っていても、食べられればそれでいいよね。」
そんな風に思っていました。
でも、違うのですね。
お箸の持ち方はマナーのひとつであり、
そしてなぜマナーとなっているかというと、
それがお箸でものを食べるときに
こぼさずに食べられたり、きれいに食べる事ができたりする
「機能的に最適な持ち方だから」なんですね!
それが理解できて以来、練習をして
今は正しい持ち方ができています(^^)
実はこれ「鉛筆の持ち方」にも同じことが言えるのです。
お子さんの鉛筆の持ち方が違っていても
「まあ、書けているし、いいか…」と思って
見逃してしまいがちですよね。
(私たち大人も間違っていることがありますし(^-^;)
しかし、鉛筆の持ち方はお箸の持ち方と同じで
「字をきれいに、効率的に書くために考え抜かれた
最適の持ち方」なんです!
オレンジスクールでの学習で、鉛筆の持ち方あれこれをご紹介します。
この子は 「三角えんぴつ」を使っています。
三角えんぴつを使うと、えんぴつを持つ3本の指の位置が定まりやすいです。
上下の位置を調節したい場合は、「一番下の位置に輪ゴムを巻く」という方法もあります。
スクールでの指導は内容についてがメインですが、
持ち方について教えることもあります。
シャープペンシル使用の中学生です。
持ち方を小学生のうちに整えておくと、
ノートもとりやすくなりますよ。
色々書いてきましたが、「持ち方は一日にしてならず」!
ご自宅でも、ぜひ取り組んでみていただければと思います。
書く内容を楽しいことにしたり、大人もいっしょにやってみる
(交換日記とか?)にすると、楽しく続けることができますよ(^^♪
オレンジスクールでは、お家での取り組みのお手伝いをさせていただいております。
お子さまについての心配事、「こうしていきたい」ということがありましたら
ぜひご相談くださいね。