
漢字を学ぶコツとは?

こんにちは。オレンジスクール藤沢第2教室です!
まだまだ寒い日が多いものの、最近は暖かい日も増え、過ごしやすい時期となってきました!
早いところでは梅が咲き始め、寒さの中にも彩りを目にする季節です。
3月は卒業や年度が終わる忙しい時期にもなります。
2月も後半になりますが、ゆっくりと過ごす時間を取ってみてもよいかもしれませんね。
漢字の覚え方といえば

漢字ドリルで漢字のなぞりや読み方の学習を行ってから漢字練習帳やノートにひたすら書いて反復練習する
が定番ではないでしょうか?
オレンジスクールに来るお子さんには「漢字が苦手」と感じられている方が多くいらっしゃいます。
例えば・・・
- 同じ音、読みの漢字を書いてしまう・・・「病」と「秒」
- 形の似ている漢字を書いてしまう・・・「休」と「体」
- 線が一本多い、少ない・・・「筆」、「並」
- 使い分けが難しいもの・・・「早い」「速い」
- 送り仮名の誤り・・・「例える」が「例る」になってしまう
など、困り感もさまざまです。
漢字は2019年度までの学習指導要領では小学校の6年間で「1006字の文字を読めるようになること」とされておりましたが、2020年度から施行されている内容では新たに20字が追加され、「1026字を読めるようになること」となりました。
こうやってみると漢字は身近なものではありますが、小学校の6年間だけでもこれだけの数を覚えなくてはならず、
中学校、高校で新たに学んでいくことも考えると、定着して使えるようになるにはとても大変です。
様々なアプローチ
上記の様な回答をするお子さんには、特性に合わせてアプローチを検討していく必要があります。
- 聞いて覚えるよりも見て覚えるのが得意(視覚優位)
漢字の形を覚えたり、書き写したりすることは得意であると言えますが、読みと漢字を一致させることが難しい為、見本を手掛かりに書いたり、部首の位置などを覚えたりする学習の仕方が有効であると言われています。
例えば、曲がっている文字、頭で組み立てが必要な形式などで提示することで線の本数など細かい部分に意識が向くようになります。
また、漢字カードなどで偏やつくりを組み合わせるゲームを通じて「書く」という作業になってしまいがちな漢字を形で視覚的に記憶するという方法もあります。


- 見て覚えるより、聞いて覚える方が得意(聴覚優位)
耳で聞いた情報を覚えることが得意な方には語呂合わせや言葉のイメージなどで文字を覚えていく方が得意と言えます。
視覚認知の弱い方については書き順や形を音で表現することにより、視覚的に理解しづらい「組み立て」の部分を補うことができます。
例えば、文字を分解して「喜」を「十(じゅう)」「豆(まめ)」「口(くち)」と唱えたり
「十個の豆を口に入れると喜ぶ」などストーリーにしてみるのも有効です。
最後に
他にも、イラストや図を一緒に提示することで漢字の音(読み)やイメージを付けやすくすることでただ書くことだけではなく、覚えるための手がかりが生まれます。

自分の分かりやすい覚え方を見つけて漢字を身に付けていきたいですね。
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こだわり、学習遅滞、不登校、多動、注意散漫、音に敏感など、お子さまの発達・成長・学力でご不安なことがありましたら、ご相談ください。
・準備や時間管理が苦手
・空気がよめない
・こだわりがあり学習にも偏りが多い
・意外なことで突然癇癪を起す
・不登校で勉強が遅れている
・算数や国語の問題内容をイメージするのが苦手
放課後等デイサービス オレンジスクール藤沢第2教室
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M.F