助詞（てにをは）を学ぼう！
こんにちは！
オレンジスクール藤沢第2教室です。
今回は小学校1年生の国語でつまずきの多い単元のひとつである助詞（てにをは）について、藤沢第2教室で行っている学習支援を紹介いたします。
助詞（てにをは）とは単語と単語を繋げたり、関係を示したり、あるいは文全体の意味を補う役割を担っています。
例えば「Aさん（ ）Bさん（ ）ほめた」という文の（ ）のに入る助詞が変わると文の意味が変わってきてしまいます。
１．「Aさん は Bさん を ほめた 」
２．「Aさん と Bさん を ほめた 」
３．「Aさん を Bさん が ほめた 」
と言ったように助詞がひとつ変わるだけでAさんとBさんの動きが変わってしまいます。
そのため助詞の使い方を間違えてしまうと伝えたい内容が相手に正しく伝わらなくなってしまうということが起きるのです。
教室に通っているお子さんの中にも助詞の使い方が曖昧になってしまい、ご自身が伝えたいお話・書きたいお話の意味が変わってしまうことが時折見受けられます。
助詞（てにをは）ってなあに？
では助詞（てにをは）って何だろう？という疑問を説明させていただきます。
まず「てにをは」とは言葉と言葉をつなぐ助詞ですが、助詞全般の総称として「てにをは」と呼ばれています。
助詞全般というのは「格助詞」「係助詞」「接続助詞」「副助詞」「終助詞」を指します。
「てにをは」の使い方を間違えてしまうと冒頭にある「Aさん（ ）Bさん（ ）ほめた」という文章の伝わり方が変わってしまいます。
例えば「Aさん を Bさん が ほめた」という状況を説明したい場合に「Aさん は Bさん を ほめた」と伝えると、伝えたいこととは逆に、BさんをAさんがほめていたことになってしまいます。
よって正しい助詞を使用していないと読み手側や会話をしている側は「この文章おかしいな」と感じてしまいます。
「てにをは」は相手に正しい情報を伝えたり、正しい文章を書いたりするためにとても大切な要素となっています。
そのため、藤沢第2教室では様々な教材を用いて助詞の使い方を学んでいただいています。
当教室で行っている学習支援
〇せんむすび
せんむすびは名詞・助詞・動詞をつなぎ合わせることで正しい文章を作る問題です。
言葉と言葉を繋ぎ合わせていくことで正しい文章を作る練習を行っています。
また線を結ぶだけで問題を解くことができるため難易度が低く、文作りの前段階として行っています。
〇文作り
せんむすびと同様に名詞・助詞・動詞を選ぶ問題ですが、こちらはイラストを見て文を作る問題です。
最初にイラストを見て言葉で何をしている所か明確にすることで、正しい単語を選ぶ練習を行っています。
せんむすびの次の段階でこちらの教材に取り組みます。
多くのイラストを用意しているだけでなく、習得具合によっては選択肢を増やすことも可能です。
二語文ができるようになったら難易度を上げて三語文に取り組むことも出来るようになっています。
詳しくは下記URLのGoogleビジネスにて掲載していますのでよろしければご覧ください。
〇音読
教科書などを用いて文章がどのように構築されているのか理解してもらうために音読を行っています。
声に出して読むことで名詞・助詞・動詞の理解を促進し、読解力を養うことができます。
その他にも音読には集中力の向上やワーキングメモリを鍛えることも期待されています。
詳しくは下記URLのGoogleビジネスにも掲載しておりますのでよろしければご覧ください。
最後に
今回は助詞（てにをは）の習得のために教室で取り組んでいる支援について紹介させていただきました。
学習で取り組む際にはインプットだけでなく、アウトプットを行っていくことが大切になっていきます。
上記以外の学習方法として藤沢第2教室ではアウトプットで文章作りの基本、日記や学習の振り返りなどにも取り組んでいます。
日記や音読については以前ご紹介させていただきました下記ブログにも掲載していますので、よろしければご覧ください。
お子さまによって異なりますが様子に合わせて学習方法を選んでいきたいです。
今後も工夫をしながらひとりひとりに寄り添った支援を行ってまいります。
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こだわり、学習遅滞、不登校、多動、注意散漫、音に敏感など、お子さまの発達・成長・学力でご不安なことがありましたら、ご相談ください。
・準備や時間管理が苦手
・空気がよめない
・こだわりがあり学習にも偏りが多い
・意外なことで突然癇癪を起す
・不登校で勉強が遅れている
・算数や国語の問題内容をイメージするのが苦手
放課後等デイサービス オレンジスクール藤沢第2教室
【TEL】0466-47-6936【MAIL】fujisawa2@orangeschool.jp
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藤沢第2教室の半径2Km以内には、本町小学校・藤沢小学校・大道小学校・村岡小学校・鵠沼小学校・新林小学校・高谷小学校・鵠洋小学校・大清水小学校・片瀬小学校があります。
※自治体の助成により無料もしくは低額にて療育・学習指導が受けられます。まずは、区役所/相談支援事業所/当事業所にご相談ください。
※放課後等デイサービスは、「放デイ」「放課後デイ」「放課後デイサービス」と略して呼ばれてもいます。
