‛ちゃんと’ってなに?
こんにちは!
放課後等デイサービス オレンジスクール あざみ野教室です。
夏休みも明け、いよいよ学校がスタートしましたね!
「久しぶりに友達と会えてうれしい!」「生活リズムがまだ戻らない」
子どもたち一人ひとり思いは違いますね。
みなさまが元気に学校生活を送れますよう応援しています!
さて、普段子どもたちと関わっていると、
「ちゃんと片づけて!」「ちゃんと勉強した?」のように、
ついつい‛ちゃんと’と、子どもに注意しがちです。
しかし、子どもたちにとって、
「ちゃんとってどのくらい?」「ちゃんとやったし…」と、
大人の目安と異なる形で受け取っていることもしばしば。
では、どうしたら子どもたちに伝わるのか、
あざみの教室で行っている支援をご紹介したいと思います。
1.わかりやすい言葉がけ
‛ちゃんと’といった曖昧な表現で伝わりにくい場合は、子どもたちにとってわかりやすい表現に言い換えています。いくつか例を挙げると…
「ちゃんと座って」→「お尻をつけて座るよ」
「姿勢正して」→「筆箱一つ分くらい離すよ」
「静かにして」→「(小声で)このくらいの声で話すよ」
このように、どんな言い方が伝わるのか、試行錯誤しながら取り組んでいます。
2.子どものスイッチはどこか
勉強や片付けなど、子どもたちにとってやりたくない課題を促す際には、ゲームなど子どもの取り組みやすい形にして提示しています。
お片付けの際には、「お片付け競争」を行い、ゲームにして取り組んでもらっています。
また、漢字に抵抗がある子には、漢字の間違い探しや漢字たし算のように、子どもの好奇心をそそるものや、達成感の味わえるものから行っています。
片付けや勉強は楽しくないという固定観念から、少しでも、楽しい・やってみようかなと思ってもらえるような支援を考えています。
3.視覚化
整理整頓が苦手な場合には、どこに何を片づけたらよいかがわかりやすいよう、写真を使って片づけ方を示しています。例えば、色鉛筆の箱の底に、全ての色が揃っているときの写真を貼り、どこに戻したらよいか、どの色が迷子なのかが一目見てわかるようにしています。
このように、ちょっとした声掛けや写真を使うことで、子どもたちへの伝わり方が大分違います。
子どもたちができない、またはやらない理由には何があるのか、日々考察し、子どもたちのできることを増やしていける支援を行っていきたいと思います。
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こだわり、学習遅滞、不登校、多動、注意散漫、音に敏感など、お子さまの発達・成長・学力でご不安なことがありましたら、ご相談ください。
- じっとしているのが苦手
- 準備や時間管理が苦手
- 空気がよめない
- 周囲が気になり集中できない
- こだわりがあり学習にも偏りが多い
- 文章を拾い読みしてしまう
- 意外なことで突然癇癪を起す
- 言葉を直接的に捉えて一喜一憂する
- 不登校で勉強が遅れている
- 整理整頓が苦手
- 朝の準備に時間がかかる
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※放課後等デイサービスは、「放デイ」「放課後デイ」「放課後デイサービス」と略して呼ばれてもいます。