【教育×療育】オレンジスクール 作文・読書感想文が苦手なお子さまについて 放課後等デイサービス 青葉台教室
こんにちは。
放課後等デイサービス オレンジスクール 青葉台教室です。
「作文を書くことが苦手」「読書感想文が書けない」というお話しを受けることがよくあります。
以前「作文が苦手なお子さまについて」で「作文の苦手意識を克服し、スムーズに書けるようになる方法」を紹介しましたが、今日は他の方法の「3行日記」をご紹介します。
【3行日記】
- その日にあった出来事を書く
- 出来事の感想を書く
- 明日の目標・やりたいことを書く
「3行日記」という名ですが、文字通り「3行で書かないとダメ!」というわけではありません。そのくらい「軽い気持ちで」という事です。
1.
その日にあった出来事を日記として書いてもらいます。記憶力の良い子は、その日の出来事をもの凄く細かく忠実に書いてくれますが、それでは1日書いて飽きてしまい長続きしません。「3行から5行くらいでいいよ。」「100文字くらいでいいよ。」としてください。「5行で書いてね。」「100文字で書いてね。」という言い方は避けます。ピッタリ5行、100文字を目指して苦労してしまいますので。
まずは、ここまでで日記に書くことに慣れてもらいます。
2.
簡潔にその日の出来事を書くことに慣れたら、次はその日の感想を書いてもらいます。「作文を書くことが苦手」「読書感想文が書けない」という子は、その日の出来事は書けるのですが、感想になると途端に筆が鈍ります。「○○○が、楽しかった。」「○○○が、うれしかった。」と一言の感想だけになるかもしれませんが、それでOKとします。ただし、日記を見ながら「あっ、○○○は、どうだった?」「これ凄いね!どう思った?」と感想を引き出せるように手を差し伸べ、徐々に感想を表現する幅を広げていくサポートをします。感想の幅が広がってきましたら、お友だちが読んだらどう思うか等も感想に含めるよう手引きします。
3.
最後に、明日の目標や明日やりたいことを簡潔に書いてもらうようにします。目標ややりたいことが書けるという事は、自分に自信を持って生活をする感覚が上がっているので、セルフエスティームが高まるきっかけにもなります。
いきなり1.~3.を書くのは難しいので、「1.→2.→3.」と一つずつ追加で書けるようにしていきます。
今日、ご紹介した「3行日記」はご家庭でできる方法です。また、お子さまだけでなく、お父さま・お母さまもご一緒に「3行日記」をやられると楽しいですし、お子さまも続けやすいと思います。ぜひ、やってみてください。
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