子どもの困った行動にどう対応したらよいのか
こんにちは。オレンジスクール小岩第二教室です。
本日は発達障がいの特性を持つ子どもの様々な行動にどう対応すればよいのか。
「ペアレントトレーニング」の考え方からタイムアウトをご紹介します。
【ペアレントトレーニング】
ペアレント・トレーニングとは、行動療法の一種で発達障がいの特性をもつ子どもと関わる親のための支援プログラムの一つです。
プログラムを学ぶことで、発達障がいの特性を持つ子どもへの配慮や子どものよいところの伸ばし方、褒め方を学ぶことができます。
対象の子どもの望ましい行動を増やしたり、望ましくない行動を減らすための科学的な手法であり、このアプローチは、実際の状況で行動を分析し、子どもの行動を変えるために力を発揮するでしょう。
(望ましくない行動:人を強く叩く・暴言をはく・危険な行動をする等)
ペアレントトレーニングについて詳しくお知りになりたい方は、ペアレントトレーニングの研修を行っている児童精神科のHPやペアレントトレーニングに関する書籍のチェックをお勧めします。
なお、専門家の指導のもとで行われることが重要です。
【タイムアウト】
タイムアウトは、望ましくない行動を減らすために使用される行動療法の一つです。
これは、望ましくない行動があるときに、その行動が報酬や注意を受けないようにすることで、その行動を減少させることを目指します。
具体的には、子どもが問題行動を示した際に、特定のものや行動を一定時間(数分間)取り去ります。
その時にしていた行動を中断し、別室に移動して数分間過ごすことで、子どもの頭を冷やします。(同じ部屋の隅で刺激を取り除いてイスに座って過ごす方法もあります)
刺激を避けて、静かな環境で過ごすことで落ち着きを取り戻すことができるでしょう。
ただし、タイムアウトは適切に使用される必要があります。また、個々の状況によって適切なタイムアウトの長さや方法が異なるため、専門家の指導のもとで行われることが重要です。
養育者が発達障がいの特性のあるお子さんへの対応方法を身に付けることで、養育者もお子さんも楽になることができます。
お子さんが、社会的に有用な行動を増やし、問題行動を減らし、将来的に個人として自立した生活を送れるよう、必要なスキルを身に着けられるようサポートしましょう。
おわりに
本日はペアレントトレーニングからタイムアウトの概要をお伝えしました。
特性を持つお子さんの対応で養育者の方は試行錯誤されていることかと思います。
一つの方法としてペアレントトレーニングは有効ですので、気になった方は情報をチェックしてみてください。
いかがでしたでしょうか。今回はペアレントトレーニングからタイムアウトについて簡単にご紹介しました。
オレンジスクール小岩第2教室では、児童の望ましい行動を増やせるようサポートを行っています。ご興味のある方は見学・相談を受け付けております。お気軽にお問合せください。(A.T)
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