氷山モデルとは?
こんにちは、オレンジスクール藤沢教室です!
今年も1年大変お世話になりました!
年末の忙しい時期ですので、くれぐれもご自愛ください。
今回は発達支援に重要な『氷山モデル』の考え方をご紹介いたします♪
氷山モデルとは
発達支援における『氷山モデル』とは
お子さんの「課題」となっている行動を氷山の一角として捉え、氷山の下の「要因」に着目して支援の方法を考えていく方法
のことです。
氷山の下には〈感覚(五感₊固有感覚・前庭感覚)〉の偏りや〈記憶〉〈思考〉などが隠れているとされています。
感覚(五感₊固有感覚・前庭感覚)については以前の記事をご参照ください。
支援においては氷山モデルの視点を持ち、お子さんの行動を表面的に理解するのではなく要因を探ることが重要なのだと言えます!
気になる行動を『氷山モデル』で考えよう
机に向かって学習をしている途中で歩いたり、足を崩したりと椅子にじっと座っていられないお子さんは多いのではないでしょうか。
そんなお子さんの「氷山の一角」だけでなく、行動の背景として考えられる「要因」を考えてみましょう。
①仮説を立てる
まずは、氷山の下にありそうな理由の仮説を立てることから始めます。
例に挙げたお子さんの場合、氷山の一角として見えている部分は椅子にじっと座っていられないという行動です。
氷山の下の見えない部分には
「受けている授業が面白くない」
「勉強の内容がわからない」
「感覚刺激が足りない」
などの要因があるのかもしれません。
今回は「感覚刺激が足りない=”固有感覚の鈍さ”」を要因と仮説を立てて、支援について考えてまいります。
椅子に座った姿勢を維持するためには、腰・股関節・膝などのいくつかの「関節の角度」「筋肉の張り具合」を一定の時間調整し続けなければなりません。
「関節の角度」や「筋肉の張り具合」の調整は、固有感覚が担当しています。
”固有感覚の鈍さ”があるため、体により強い刺激を取り入れることが「心地よい」と感じている可能性があります。
②支援に工夫できそうなことを考える
①で立てた仮説を基に、それに対してどんな支援をすることができるか考えていきます。
例に挙げたお子さんのように”固有感覚の鈍さ”が気になる行動の要因である場合、関節や筋肉に感覚を入れる方法がわからないお子さんが多いと思われます。そのため【感覚刺激を入れる】という支援ができます!
実際に藤沢教室では、療育中に体を動かすことができる「バランスボード」や、学習中に着席しながらでも感覚刺激を入れることができる「ストレスボール」などをご用意しています。
個人差はもちろんありますが、ストレスボールを握ることで離席をせずに学習に集中できるお子さんもいらっしゃいました!
③共感できることを探す
理解しようとすること、環境設定などの配慮をして”共感する”ことが大切です。
完全に理解をすることはできなくても「なにか感覚を入れてみるのはどうだろう?」と配慮を試みるなどお子さんに寄り添うことが重要といえるでしょう。
また、感覚過敏や感覚鈍麻で”できないこと””難しいこと”があるお子さんは、学校生活の中でも注意されてしまう機会が多い可能性があります。
注意されることが多いと肯定感が下がってしまいがちですが、”褒める”機会を意図的に増やしていくことでお子さんの肯定感が保たれるではないでしょうか。
実際に藤沢教室でも
「(けん玉の)技ができるようになったね」
「みんなにルールを教えてくれてありがとう」
「(プリントが)全部自分で解けたね」
など、小さなことでも”褒める”・”感謝を伝える”などの声掛けを大事にしています!
褒められる・感謝される経験はお子さんの自己肯定感や自己有用感に繋がっているように感じます!
最後に…
発達支援において『氷山モデル』の視点を持ち、氷山の一角にあたる「気になる行動」だけでなく、氷山の下にある「要因」を探ることは大切なのではないでしょうか。
オレンジスクールでもお子さんの「気になる行動」にばかりに着目するのではなく、行動の意味・意図を理解したり共感したりとお子さんに寄り添った支援をしていけるよう精進してまいります!
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こだわり、学習遅滞、不登校、多動、注意散漫、音に敏感など、お子さまの発達・成長・学力でご不安なことがありましたら、ご相談ください。
じっとしているのが苦手
整理整頓や準備、時間の管理が苦手
こだわりがあり、学習への偏りも多い
他者の気持ちを理解することが難しい
言葉を直接的に捉えて一喜一憂する
算数や国語の問題内容をイメージすることが苦手
放課後等デイサービス オレンジスクール藤沢教室
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※自治体の助成により無料もしくは低額にて療育・学習指導が受けられます。まずは、市役所/相談支援事業所/当事業所にご相談ください。
※放課後等デイサービスは、「放デイ」「放課後デイ」「放課後デイサービス」と略して呼ばれています。
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