勝ち負けを経験しよう
「負けると泣いたり怒ったりしてしまう」「負けそうになるとズルをしてしまう」といったお悩みを抱えているご家庭もあるのではないでしょうか。
今回は『勝ち負け』に関するお話をしていきたいと思います。
勝つことにこだわる理由
- 負けることや出来ないことに対して悪いイメージがある
- 勝つこと以外のイメージが出来ない
- 過去の負けた時の記憶が残っていて同じ気持ちを味わいたくない
考えられる理由は様々です。勝つことだけが目的になってしまうお子さまも多いため、『楽しむ』ことが目的であることを知ってもらえるよう日々お声掛けを行なっております。
勝ち負けにこだわるお子さまへの対応
〇勝ち負けがあることは先に伝える
勝つときも負けるときもあること、負けて悔しいのはみんな同じであることを最初にお伝えしています。その際に「負けちゃったときはどうする?」と負けた時の対応についても事前に確認しておくと良いでしょう。
〇気持ちの切り替え方の見本を見せる
切り替え方が分からないお子さまの為にも「負けちゃったけど楽しかったしまぁいっか!」と大人が切り替える時の見本を見せてあげると良いでしょう。
〇気持ちを肯定し、努力を認める
お子さまが泣いたり怒ったりしているときは「負けて悔しかったよね、勝ちたかったよね」と気持ちを受け止めてあげることが大切です。そして「最後まで出来て素敵だったよ」「怒らずに頑張ったね」「さっきよりも上手になったよね!」等負けても褒められる経験をしていくことで、少しでも負けることに対する抵抗感を軽減していけると良いでしょう。
オレンジスクールピコ東戸塚で行なう遊び
今回はオレンジスクールピコ東戸塚教室で行なう勝敗がつく遊びを3つご紹介いたします。
〇じゃんけん
ルールも簡単で比較的負けても切り替えやすいのがじゃんけんです。
じゃんけんにも『あっちむいてホイ』や『どんじゃんけん』など様々な遊びがありますね。
また、順番をじゃんけんで決めることも多いです。
〇ハリガリ
果物が描かれたカードを等分に配り、自分のカードは裏にして置いておきます。自分の札から順番に一枚ずつ出していき、同じ果物が5個になった瞬間に早い者勝ちで中央に置かれているベルを鳴らします。鳴らした人は場に出ているすべてのカードをもらうことができ、最終的にカードを全部取った人が勝ちというルールです。
ベルを鳴らす楽しさや「あと少しでカードがなくなってしまう!」というようなドキドキ感も味わうことが出来ます。
〇クイップス
絵の付いたボードを一人1枚ずつ持ち、サイコロを振ってもらいます。出た目の数だけ木の玉を取り、同じ色の場所に置いていきます。最初に絵が完成した人が勝ちというルールです。ルールが単純なのでお子さまも取り組みやすいゲームです。色が埋まっていく様子も楽しむことが出来ます。
まとめ
幼児期は感情のままに気持ちを表現する時期です。
様々な経験を通してお子さま自身も成長し、いつしか悔しい気持ちをご自分でコントロールできるようになっていきます。
オレンジスクールピコ東戸塚教室では今後もお子さまの楽しい気持ちを大切にしつつ、「負けても大丈夫」「出来なくても大丈夫」という感覚を育んでいけたらと思います。
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