感覚へのアプローチ①スライムを作って遊ぼう!
こんにちは。オレンジスクール藤沢第2教室です!
オレンジスクールでは、日々の学習や遊びに加え毎月様々なイベントを行なっています。
計算や字を描くなどと言った机上の学びも大切ですが、創作活動や地域交流を通して様々な経験をすることで得られる事も沢山あります。
今回はお子さんからも特に人気のあった「スライムづくり」について取り上げたいと思います
スライムづくりの目的とねらい
活動の目的は大きく分けて以下の三つです!
- 手順に沿って活動し、スライムづくりを楽しむ
- 手指を動かした発散や気持ち良さを知る機会とする
- 友達の作品にも目を向け、多様性に気付くことが出来る
スライムを完成させるという結果も大切ですが完成させるまでの各工程、その過程に意義があります!
■注意力・思考力・想像力を高める
手順に沿って活動をすることは、単純な作業のようにも思えますが、各工程には様々な狙いがあります。
例えば、材料を少しずつ入れる・こぼれないようにかきまぜるなど扱い方に注意をする事で注意力や思考力を高めて行きます。
また、「どんな硬さになるかな?」「色を2色入れたら何色になるかな?」などと予想することで想像力を高めます。
■感覚へのアプローチ
手指を動かしたり、触れたりして得られる感覚は脳の栄養素とも言われており、子どもの発達に大きな影響をもたらします。
道具を使って材料を混ぜる、スライムをちぎる・こねるなどして手や指を動かすことで手指の発達を促します。
スライムの「プニプニ」「冷たい」といった感触を味わうことが感覚機能の発達を促します。
また、感覚刺激を求めるような(感覚探求)行動が見られるお子さんが心地の良い感覚刺激を十分に得る機会にもなります。
■多様性に気付く
友達と一緒に作業をして楽しさを共有したり、作品を見せ合い感想を言い合う時間を設けたりすることで、他者に興味を持つ、多様性に気付くことへのきっかけを作ります。
また、発表をすることで自分の気持ちを言葉で表現するスキルや、話を聞くときの好ましい態度を身につけることができます。
活動中の様子
当日は、ひとりひとり好みに合わせた色や固さでスライムを作成し、最後に完成したスライムを見せ合い、感想を発表しました!
材料を混ぜ合わせる工程では、優しくゆっくり混ぜる、固さを確認しながらホウ砂水を少しずつ入れるなど、事前に指導員が伝えた注意点を意識しながら作業している様子が見られました。
仕上げにスライムを手でこねる工程では、「気持ち良い」と感触を味わったり、形を作ったりして楽しみながら作業をする様子が見られました。
なかには、スライムの感覚にまだ慣れていないお子さんもいましたが、手袋や袋越しにスライムを触る事が出来、新しい感触を知る機会となりました。
最後に
今回は、スライムづくりの目的やねらいなどについてお話しました。
それぞれの工程には様々な効果がありますが、中でも、感覚は「学びの土台」「発達の土台」といわれています。
様々な活動を通して感覚機能を養うことはお子さんの発達を促すためにはとても重要です。
スライムの様に感触を味わう感触遊びは子どもの発達を促すアプローチとしては欠かせないものだと言われています!
気軽に楽しく取り組みやすいものなのでぜひ取り入れてみてください♪
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