濁音、半濁音を読んでみよう!
こんにちは!オレンジスクールピコ東戸塚教室です。清音のひらがなの読み方を取得できた後は、特殊音節の読み方に触れていくと思います。そこで、当教室で行なっている濁音、半濁音の読み方の取得に向けての取り組みをご紹介いたします。
文字を並び替えてみよう
清音を読むことに慣れてきたお子さまには、写真のような文字の並び替えプリントを用意しています。文字の並び順を確認した後に、「“りんご”の“ご”は、“こ”に点々だね」と文字の形に注目できるような声掛けを心掛けています。
濁音の文字があることを認識できるよう、「ごま」「ごりら」等お子さまの知っている「ご」のつく言葉も一緒に伝えていきます。清音と濁音の音の違いを知ることができるよう、お子さまにも考えてもらう機会も設けています。
文字とイラストを線で繋いでみよう
読み方を一緒に確認しながら取り組んでいるプリントです。イラストの名前も確認し、「“がむ”の“が”はどれかな?」と聞いたり、「“が”から始まるものはどれかな?」と選んでもらったりしています。
一文字ずつの線繋ぎだけではなく、単語とイラストを繋いでいくプリントも用意しています。清音を読むことができると、清音からイラストの言葉を判断していくことができます。お一人でも挑戦することができるため、「できた」と自信をつけることも可能です。
シールを貼って言葉を完成させよう
まずは一緒に一文字ずつ発音しています。その後、当てはまる文字をシールから探してもらい言葉を完成させるプリントです。文字の読み方を最初に発音してみることで、文字の形と音の一致を確認することができます。シールで取り組むことで、間違えてしまった際にもすぐに直すことができます。
ば行とぱ行の違いって?
は行は、濁音も半濁音もあります。そのため、「点々なの?丸なの?」と混乱してしまうお子さまもいらっしゃいます。まずは、「は」「ば」「ぱ」の発音や形の違いを確認していきます。「”ば”は点々、”ぱ”は丸がつくね」とお子さまにも分かりやすい言葉で特徴を伝えるよう心掛けています。
一文字を確認するだけではなく、ば行とぱ行が含まれる言葉を一緒に発音してみることで、音の違いを知ることができます。穴埋め形式で当てはまる文字を考える際には、「点々だと”ばんだ”になっちゃうね」等と一緒に楽しみながら取り組んでいます。
正しいひらがなに丸をしよう
清音かな?濁音かな?
2択の中から、正しい文字を選んでもらうプリントです。それぞれを発音してみることで、音の違いも伝えています。濁点の有無で、読み方が変わると、「ぶた」と「ふた」のように全く別のものの名前になることもあります。そんな言葉遊びも楽しみながら取り組んでいます。
濁音かな?半濁音かな?
濁音、半濁音が混ざってしまう場合には、まずは他の言葉でも確認していきます。「”ぼうし”の”ぼ”は点々だね」等と一緒に発音していくことで、《「ぼ」の音の時には点々がつく》と形と音の一致を促しています。「”ぼうし”の”ぼ”と同じなのは、”ぽてと”かな?”さくらんぼ”かな?」と考えることで、濁音なのか半濁音なのか判断することもできます。
最後に
お子さま一人ひとりに合わせて、どのような方法やプリントが良いのか、模索しながら支援をしております。シール貼りや線繋ぎ等、簡単に取り組めるプリントを用意することで、楽しみながらひらがなに触れていくことができます。繰り返し取り組み、読み方が定着できればと思っております。
最後になりますが、年長児の皆さんご卒園おめでとうございます。小学校で様々なことを楽しむことができるよう祈っております。オレンジスクールピコでの経験が少しでも役に立ってくれればと思っております。新しい生活がより良いものになりますよう、応援しております!
他学年の皆さまも進級おめでとうございます。来年度も一緒に楽しく様々なことが経験できればと思っております。今後ともどうぞよろしくお願いいたします^^
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Y.H