ことばの理解に課題があるお子さまへの支援
お子さまの様子を見ていてこんなことはありませんか?
- 言葉を理解することが苦手そう・・
- 言葉で表現することが苦手そう・・
- 言葉を使って考えることが苦手そう・・
上記の様子が見られると
学習面では・・
・言葉での指示理解が難しい。
・音としては入っているけど、ことばを間違った意味で使うことがある。
・~で、~が、~は・・等、助詞の使い方が不正確。
・読めるけど内容は理解できていない。
・作文や文章題が苦手。
生活面では・・・
・口約束をするとわからなくなってしまう。
・言葉での指示が理解できず、集団行動でおくれてしまいがち。
・日時や場所などの理解や表現が不十分で待ち合わせなどでトラブルになる。
・気持ちを言葉でうまく説明できず誤解されやすい。
・学年が上がるにつれ、会話への参加が難しくなってくる。
などの困りごとがあるかもしれません。
周りの大人はどうしていけばいい?
・言葉での指示は、ゆっくり、はっきり、簡単な言葉でストレートに伝える。
(メリハリのきいた声で。抑揚のない話し方はわかりにくい。)
・一度で理解できない時は、指示を繰り返す。
(定型発達の子どもにとっても、繰り返すことで記憶の強化になる)
・集団指示で理解できていない時には個別で伝える。
・絵や図、文字や見本、ジェスチャーを見せて伝える。(具体物で示す)
・文章の内容を絵で示す。
・約束は紙に書いて確認する。
目で見る支援を取り入れていくと理解が深まります。
言葉の理解や説明する力を伸ばす遊び
◎なぞなぞ・・黄色くて、甘くて、皮をむいて食べる果物な~んだ?
◎連想ゲーム・・バナナについて思いつく事を言おう!黄色!果物!皮がある!甘い!柔らかい・・
◎マジカルバナナ・・バナナと言ったら甘い→甘いと言ったらアメ→アメといったらお菓子→・・
◎ごっこ遊び・・お店屋さんごっこなどの遊びを通して言葉のやりとりを楽しむ。
拡充模倣で言葉の力を伸ばす。
子「おやつ!」
大人「おやつをちょうだいって言うんだよね」
子「おやつをちょうだい」
大人「どうして、おやつがほしいいの?」
子「食べたいから」
大人「お腹が空いたのかな?」
子「うん」
大人「じゃあ、お腹が空いたから、おやつをちょうだい だね」
子「お腹が空いたから、おやつをちょうだい」
お子さまが持ってる言葉に、大人が言葉を付け加え、語彙力や説明力を伸ばしていく方法です。
大人なのである程度察して先回りしてしまうこともできますが、言葉の力を育む為にもこのような練習を日常的に取り入れていくことも大切ですね。
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児童発達支援 オレンジスクールピコ 東戸塚教室
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「知能×社会生活能力」の発達支援により、入学・就学前の準備にむけて、子どもが苦手としている能力の成長を促す発達支援を提供いたします。