一人ひとりに寄り添った教育・指導なら【児童発達支援・放課後等デイサービス オレンジスクール】
「療育×学習」「知能×社会生活能力」により、一人ひとりに寄り添った教育・指導を行います。
発達不安・発達障害・LD・ADHD・自閉症スペクトラム・アスペルガー・不登校を抱えるお子さまに。
2018-12-14
こんにちは!オレンジスクール鶴見教室です。
ここ数日で、突然寒くなり本格的に冬が到来しました。
お子さまたちも「昨日は鍋だった!」「おでん食べた!」と教えてくれるなど、季節の変化を感じます。
また、半袖短パンだったお子さまも、ここぞとばかりにロングコートを着てくるようになりました。
いつもは放課後に外で遊んでから登校するお子さまも室内で遊ぶようになっているようです。
今回は、そんなお子さまたちの室内の様子をご紹介します。
最近流行っているのはボーリングです。
木でできた本格的なピンを並べて、同じく木でできたボールを転がして遊びます。
遊びとしても面白いですが、ボーリングは療育と学習にも効果的な遊びとして知られています。
1つは、楽しく遊びながらルールや順番を守ることを覚えられることです。
鬼ごっこなどのシンプルな遊びとは異なり、ルールの多いゲームはそれだけお子さま同士の協力が必要になります。
職員も支援しつつ楽しく遊ぶ中で、コミュニケーション力の向上につなげていきます。
二つ目はタイトルの中にある「教材」としての意味です。
ボーリングは倒した数が得点になるゲームなので、瞬間的に引き算をする力が鍛えられます。
「何本倒したから、あと何本倒すと全部倒したことになるな」という計算をお子さま自身でしますし、職員も声かけとして伝えます。
特に、数の概念が弱い子も、倒れたピンと残ったピンを見ると視覚的に
10− ⬜︎ =?
というイメージをもって計算できます。
また、スペアやストライクを取ったら次の得点が2倍になるなど、たし算とかけ算の要素もあります。
(もちろん、状況やお子さま合わせてルールの強弱はつけます。まずは「楽しめるよう」心がけています。)
プリントで計算すると気持ちが入らない子も、遊びの中であれば頑張って集中して計算してくれるようになります。
他にも
・正確にボールを転がす力のコントロール
・ピンを等間隔に置く、微細な運動
・木製ならではの「カラカラ」と音を立てて倒れる気持ちよさの感覚を味わう
など些細な遊びの中にも、お子様の力を鍛える要素はたくさんあります。
来年の入学を控えたお子さまのご家庭からも、ありがたいことに多くのお問い合わせをいただいております。
日常生活で不安なことや、その子に合う学習方法が他にあるのでは?と言ったご相談も多く、こうした遊びから「学習」の意識を芽生えさせていく形もあり、時にはご案内させていただいております。
アーカイブをご覧になっていただくと、遊びとして学習としての見方を書いたものもございますので、是非ご覧になってみてください。
今後もお子様に合わせて色々な学習や遊びを通したサポートを提供していきますので、今後ともよろしくお願いします。
オレンジスクール鶴見教室では学習支援×療育支援を行っています。
お子さまの学習やコミュニケーションに悩みを抱えているなどありましたらお気軽にご相談下さい。