漢字の苦手克服なら読みから!~覚えるための4ステップ~
皆様は小学生の頃、漢字に対して苦手意識はあったでしょうか?
小学校の一年生から漢字を学び始め、進級するにつれて、漢字を覚える量は増えてまいります。
最初は何とか覚えることができていた漢字も、学年が上がるごとに難しくなって、漢字に対して苦手意識を持ってしまうお子様も少なくありません。
また、最近ではスマホやタブレットが普及し、覚えなくても簡単にひらがなから漢字に変換できてしまうのも、覚えづらい要因の一つとなっております。
教室でも、お子様達から「覚えられない」「漢字嫌い」といったお声をよく耳にします。
今回はそんな苦手なお子様が多い漢字の学習法についてお話をしていきたいと思います。
漢字を学ぶメリット
漢字を学ぶことは、覚えた漢字のストックがただ増えるだけではなく、他の学習にも関わってまいります。
漢字を学習する際には、熟語だけでなく、対義語も併せて覚えるため、自然と語彙も増やすことができます。
語彙を増やすことができれば、文章の読解力の向上にも繋がります。
また、国語のテストでは、漢字の問題は必ず出題されるため、漢字の問題で確実に点数を取ることができれば、国語のテストも安定した点数を獲得することができます。
漢字は国語だけでなく他教科にも使われており、漢字への苦手意識は他の科目の学習にも大きな影響を及ぼすため、漢字の学習は大切となります。
下記では漢字の学習方法を幾つかご紹介させていただきます。
学習方法
1.まずは読みから
ひらがなやカタカナを覚えた時と同様に、まずは漢字の読み方から覚えましょう。
読みは書きよりも気軽に取り組みやすく、読み→書きの順に覚える方が、より効率よく記憶に留めることができます。
また、漢字の読みを覚える時には黙読ではなく、声に出して読みながら覚えると、視覚からだけでなく、聴覚も刺激されるため、更に覚えやすくなります。
加えて、書きながら覚えることで、触覚も同時に刺激されるため、漢字練習の際には「視覚」「聴覚」「触覚」の3つを使って練習すると、良いでしょう。
2.部首や成り立ちからイメージして覚える
漢字には成り立ちやそれぞれ部首があり、部首の1つ1つにも意味があるため、部首から漢字を連想すると、イメージがしやすく、同じ部首を持つ漢字はセットで効率よく覚えることができます。
3.意味を理解する
漢字は意味も併せて、理解することで、イメージがしやすくなり、記憶の定着率もアップします。
わからない漢字や覚えづらい漢字は漢字辞典を使いながら、覚えるのがお勧めです。
4.目にする機会を増やす
机に向かって覚えるだけでは、漢字に対する抵抗感が増してしまうお子様もいらっしゃいます。
最近では、漢字についてのカードゲームやアプリなども沢山ございますので、遊びながら楽しく漢字について学んでいくのも良いかもしれません。
最後に
上記の他にも漢字を覚える方法はあり、お子様によって覚えやすい方法は様々だと思います。
最初は興味のある本や図鑑からでも良いので、是非お子様と漢字に触れる機会を一緒に作ってみてください。
オレンジスクールでは今後も、お子様達に寄り添った支援を行ってまいります。
お子様のこだわり、学習遅滞、不登校、多動、注意散漫、音に敏感、コミュニケーション等に関することで、お悩みや不安なことがございましたら、お気軽にご相談ください。
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