正しい姿勢で学習しよう!
こんにちは。オレンジスクール鶴見教室です。
10月に入り、「もうすぐ運動会だよ!」というお子さまの声がよく聞かれるようになりました。運動が得意なお子さまも苦手なお子さまも、素敵な思い出が出来るといいなと思っております。
さて、今回のテーマは「姿勢」です。
お子さまが学習している様子を見ていると、「姿勢」が気になることはありませんか?足を椅子に乗せたり、お尻が半分落ちていたり…傍から見ているととても気になりますよね。
そこで今回は「なぜ姿勢が悪くなるのか」と「姿勢改善のためのアプローチ方法」についてご紹介いたします。
なぜ姿勢が悪くなるの?
姿勢が悪くなる原因は様々です。
- 視力の低下
- 筋力の低下
- バランス感覚や体幹の育ちがゆっくり
- 感覚の過敏さや鈍麻さがある
- 机や椅子などが身体と合っていない
他にも原因は多岐に渡ります。姿勢を改善しようと思った時、それぞれの原因に合ったアプローチをする必要があります。
例えば、視力が低下している場合、
見えにくい
↓
見えやすくするため、文字に近づく
↓
猫背になる
↓
猫背が習慣化してしまう
というサイクルが発生しています。
この事例の場合は、「姿勢を良くしましょう!」と声を掛けるだけでは改善は難しいですね。「見えない」という原因を取り除く必要があるため、まずは視力の矯正をする必要があります。
良い姿勢を保つための対策
さて、根本の原因を改善したら、次は姿勢に対する「意識」を高めてあげる必要があります。
ここからは意識を高める具体的な方法についてご紹介いたします。
・日頃の声掛け
日頃の声掛けには、「気付かせる」声掛けと「褒める」声掛けの2種類があります。
「気付かせる」声掛けは、例えば「足を床につけましょう」や「お尻を椅子に乗せましょう」といった、『お子さまにどこを改善して欲しいか』伝える声掛けです。学習に集中していると、だんだんと姿勢の意識が薄れてきて、悪い姿勢になることがあります。声を掛けてあげることで、「そうだ、正しい姿勢でいなくちゃいけないんだ!」と思い出すキッカケを与えることができます。言いすぎにならないよう、適度に声掛けをしてあげましょう。
どちらかと言うと「褒める」声掛けが多い方が良いでしょう。お子さまが良い姿勢で学習できた時には、「すごく良い姿勢だね!」とぜひたくさん褒めてあげましょう。お子さまのモチベーションに繋がるはずです。
・体幹トレーニング・バランスゲーム
体幹を鍛えることも姿勢保持に繋がります。体幹を鍛える代表的な方法としては「トレーニング」が挙げられますが、外遊びやトランポリンなどの運動、バランスボールなどでも体幹を鍛えることが可能です。
ゲーム感覚でバランス競争などをしても楽しいかもしれませんね。
・椅子の工夫
オレンジスクール鶴見教室では、「正しい姿勢で学習できる椅子」をご用意しています。
いくら「よい姿勢を意識しましょう」と声を掛けても、学習に集中していると、だんだん崩れてきてしまいます。
こちらは「椅子」を変える事で、「無意識」で良い姿勢を取れるようにアプローチすることができます。
また、このような椅子を使う事で、正しい姿勢を知る機会にもなりますね。
ちなみに、「高い椅子(足が地に着かない椅子)」を使うことも、姿勢が悪化する原因を作ります。ご家庭の椅子の高さを調整できるようであれば、変えてあげましょう。
・意識づけの工夫
「このプリントをやる間は、お尻を椅子につけよう」など、姿勢に意識を持っていけるようなプリントを用意しています。ずっと意識することは大変でも、「この間だけ」と決まっていれば頑張れますね。
他にも、大人と子どもで一緒に「姿勢保持ゲーム」をしても良いかもしれません。
まとめ
今回様々な原因と改善方法案をご紹介いたしました。
お子さまに合った改善方法が見つかると嬉しく思います。
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