巧緻性(こうちせい)と遊びについて
こんにちは!オレンジスクール鶴見教室です!
日増しに寒くなり、ますますお鍋やおでんの暖かさが身に染みる季節となりました。
先日はこの冬一番の最強寒波が到来し、日本各地はもちろん、普段は雪が積もりにくい太平洋側でも、所々積雪したところがあったそうです。
まだまだ、寒い日が続きますので、お体にお気をつけください。
今回は手指の巧緻性(こうちせい)について、お話しさせていただこうと思います。
巧緻性(こうちせい)とは?
皆様は巧緻性という言葉を耳にしたことはあるでしょうか。
難しそうな言葉に聞こえますが、巧緻性とは「手指の器用さ」のことを言い、お子様の成長に関わる重要な要素となっております。
手は第2の脳とも呼ばれており、大脳と手指の神経は大きく関わりがあります。そのため、手指を動かすことが、脳への刺激につながります。
認知機能が著しく成長する幼少期は最も「巧緻性」を伸ばす良い時期だとされています。そのため、現在の福祉・医療現場では「巧緻性」を高めるための教育を取り入れているところも多くあるようです。
巧緻性が求められる場面
お子様の日常生活の中には、巧緻性が求められる様々な場面があります。
例えば、ご自宅では着替えや靴の紐を結ぶ時など身支度をする場面で必要となります。
学校では工作の時間に使用するハサミやプリントなどの紙を折る作業などがあり、日常生活の些細な場面でも、指先の繊細な動きが必要になってまいります。
巧緻性は学習と学習の関係
手指に不器用さがあるお子様から学習中に「書くのがめんどくさい(疲れる)」というお話をよく耳にします。
何か書く(描く)時には指先や手の細かな動きが重要となるため、勉強に対しても苦手意識が生じる原因のひとつになりがちです。
小学生を対象とした手指の巧緻性に関する研究では、手指の動きが優れているということは学習意欲や物作りへの積極性にも繋がっていると明らかになったそうです。
また、計算と手指の運動を司る脳の領域は近接しています。よって、ある研究では「巧緻性」と「計算能力」とが大きく関係していると示唆しており、手指の「巧緻性」の重要性について、とても注目されています。
これらのことからも、巧緻性の向上はお子様の日常生活の質や学習にも大きく関わることがわかります。
遊びながらトレーニング
オレンジスクール鶴見教室では、下記の様な遊びをしながら、お子様達の巧緻性を育んでおり、その一部をご紹介させていただきたいと思います。
・折り紙
・アイロンビーズ
・あやとり
・LEGO
・ジェンガ
この他にも最近新しく教室で購入した「OH!寿司ゲーム」という玩具は今、お子様達の中でちょっとしたブームとなっております。
お寿司コマをジェンガのように積み上げて遊ぶ方法や、他にも様々な遊び方があります。
こちらの玩具の良いポイントは指で抜いて遊ぶだけでなく、付属のお箸を使い、更に難易度を上げて遊ぶことができ、遊びながらお箸のトレーニングも同時に行うことができます。
最後に
上記でご紹介した遊びだけではなく、他にも巧緻性を育む遊びやトレーニングが沢山あるため、ご自宅でお子様と一緒に試されてみてはいかがでしょうか。
お子様のこだわり、学習遅滞、不登校、多動、注意散漫、音に敏感、コミュニケーション等に関することで、お悩みや不安なことがございましたら、お気軽にご相談ください。
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