「療育×学習」「療育×発達」により、一人ひとりに寄り添った支援・教育を行います。

オレンジスクール

今日の鶴見教室(放課後等デイサービス)

今日の鶴見教室(放課後等デイサービス)カードゲームをアレンジして遊んでみよう!~遊び慣れたゲームを新鮮に楽しむ実践例☆3選~

カードゲームをアレンジして遊んでみよう!~遊び慣れたゲームを新鮮に楽しむ実践例☆3選~

みなさん、こんにちは!オレンジスクール鶴見教室です。

夏休みを目前に控え、早くも最高気温が35度近くまで上がる日が出てまいりました。お天気が良いとお外で遊びたくなる一方、あまりに気温が高いと、熱中症も心配ですよね…。

そんな「今日は長時間お外で過ごすのはキケンかも」という猛暑日には、まったりと室内遊びをして過ごすのはいかがでしょうか。

室内遊びといえば、例えば「カードゲーム」が定番ですね。

最近の鶴見教室では、元々のルールで遊ぶ以外にも、ちょっぴり一工夫を加えたアレンジルールで遊んで、新鮮な楽しさを味わってみることもブームとなっています!

そこで今回は、室内遊びのさらなる充実を目指して、既存のカードゲームを「アレンジ」して遊ぶアイデアを3つご紹介していきます。どちらも鶴見教室で実際に遊んで盛り上がった内容になりますので、ぜひご参考になれば幸いです♪


その1「たった今考えたプロポーズの言葉を君に捧ぐよ。」

まず1つ目にご紹介するのは「たった今考えたプロポーズの言葉を君に捧ぐよ。」(「ClaGla」さん制作)というカードゲームを使ったアレンジルールです!

※ゲーム名をクリックすると別ウインドウでAmazon販売ページへジャンプします。

「たった今考えたプロポーズの言葉を君に捧ぐよ。」は、「僕」や「君」などが書かれたカードと、多種多様な「単語カード」や「助詞カード」とを組み合わせて、「プロポーズをする時にピッタリな台詞」を作って発表し合うゲームです。

☆このゲームのご紹介と正規の遊び方は、鶴見教室のGoogleビジネス「最新情報」内にて過去にご紹介しておりますので、こちらも併せてぜひご覧ください♪

こちらのゲームに加える一工夫は・・・ずばり「シチュエーション(想定場面)の変更」です!

本来は「プロポーズをするときの台詞を考えよう」というところを「○○をするときの台詞を考えよう」というように、自由に場面を設定して変えてみると、遊び方の幅がぐっと広がります。

鶴見教室では、例えばこんな場面を設定して、みんなで文章を考えました。

お題

「友達との待ち合わせに遅刻してしまった時の台詞」

お題

「ライブのチケットをおねだりする時の台詞」

お題

「今夜の夕飯をから揚げにして欲しい時の台詞」

お題を変更して遊ぶ際のポイントとしては、下の2つが挙げられます。

  • 欲しい「単語カード」は追加で作ってよいことにする(白いカードサイズの紙ペンを用意しておき、欲しいときにいつでも作れるようにしておくと便利です!)
  • お題のシチュエーションに合わせて「締めくくりの言葉」だけ固定しておく

どちらも上のお題例で実践しています。それぞれどんな「単語カード」や「締めくくりの言葉」を追加しているか、ぜひ各写真をご参照ください!

このアレンジルールは、お題を自由に設定することができるため、参加しているお子様の実生活に即したお題にしたり、お子様の興味関心が高い要素を含んだお題にしたりと、よりお子様の実態に合わせた遊び方ができるところが良いところです。

実態に合っていると、お子様は具体的な場面をイメージしやすく「どんな台詞を作ろうかな?」というひらめき力がぐっとアップするのでお勧めです!

さらに…「プロポーズの時の言葉を考えよう」と聞くと、お子様によっては照れくさくなってしまったり、かまえてしまったりすることもありますが、このようにお題を幅広く設定することで、より色々なお子様をお誘いしやすくなっています


その2「音速飯店」

2つ目にご紹介するのは「音速飯店」(「すごろくや」さん制作)というカードゲームを使ったアレンジルールです!

※ゲーム名をクリックすると別ウインドウでAmazon販売ページへジャンプします。

「音速飯店」は、参加者全員が「タン」「メン」「サン」「ラー」といった細かく区切られた言葉のカードを同じ枚数ずつ持ち、「タンタンメン」や「サンラータン」といったお馴染みの中華料理の名前になるような順番で早い者勝ちで出していき、先に手持ちのカードを出し切れた人が勝ちというルールのゲームです。

☆このゲームのご紹介と正規の遊び方も、鶴見教室のGoogleビジネス「最新情報」内にて過去にご紹介しておりますので、こちらも併せてぜひご覧ください♪

こちらのゲームに加える一工夫は・・・「モンスターカードバトル風に遊んでみる」です!

「タン」→「タン+タン」→「タン+タン+メン」のように、言葉カードを繋げると徐々に「タンタンメン」などの料理名が完成するというカードの特徴を活かして、中華料理をモンスターに見立て、「言葉カードを繋げることで、徐々に中華料理モンスターを進化させていこう!」というコンセプトでバトルカード風に遊んでみました。

こちらはなんと、お子様からいただいたアイデアで生まれた遊び方なんですよ♪お子様の素晴らしい創造力と発想力に脱帽です!

お子様のアイデアに、職員の方で少しルールを追加させていただき、プレイ時間や勝ち負けのバランス感を調整しています♪

ルールを考える際は、子どもたちにも大人にも大人気の「ポケモンカードゲーム」を参考にさせていただきました。

そして複数回のテストプレイを経て、試行錯誤と改良を繰り返し…公平に、誰でも楽しく遊ぶことのできるルールが完成!

オリジナルでがんばって作ったゲームで遊ぶと、盛り上がりも嬉しさもひとしおです!

バトルカード系のゲームは、慣れるまでは遊び方がやや複雑なこともありますので、いつでも遊び方を確認できるよう、ルール表にまとめてみました。

▼お子様と相談し合って決めたルールをまとめた、オリジナルのルール表

このように形として残しておくと、メリットがたくさんあります!たとえば…

  • お子様と一緒に「こういう遊びもしたね!楽しかったね。」と思い出をより鮮明に振り返ることができる
  • ルールがうろ覚えになってしまったとしても、また安心して遊ぶことができる
  • 他のお友達や大人に遊び方を説明する際、お子様ご自身でも、自信を持って説明がしやすい(=周りの人を誘いやすい)

などが挙げられます。


その3「ジジ抜き」

これまでご紹介してきた2種類は特定のゲームを使用してのアレンジでしたので、最後は「100円ショップ」でも入手しやすく、多くのご家庭で取り入れやすい、あるカードゲームを使った遊び方アレンジをご紹介したいと思います。

それは・・・「トランプ」で行う「ジジ抜き」のアレンジです。

「ジジ抜き」は「ババ抜き」の派生の遊び方で、「ババ抜き」が「最後までジョーカー(=ババ)を持っていた人が負け」なのに対して、「ジジ抜き」では「カードを配る前に、全体から1枚だけを伏せた状態で抜いてからスタートし、この抜いた1枚とペアになるカードがババとなる」ため、ゲーム終了までどのカードがババなのかが分からないというドキドキ感がプラスされています。

そんな「ジジ抜き」に加えるとお勧めな一工夫は・・・「カードを引く相手をランダムに選んでよいことにする」というものです!

通常、ババ抜きでもジジ抜きでも、カードを引く相手はすぐ隣の人ですよね。このアレンジルールでは、隣の人に限らず、どの人からカードを引いてもOKという風にします。

ジジ抜きでは、参加者全員がどのカードがババなのかを知らないため「ババを引いた時に顔に出てしまう」といった事態が起こり得ず、よって「誰からカードを引けば安全か」も全く予想がつかないということになります。

手札が0枚になると勝ち抜けなので「手札が一番多い人から引こうかな?」「いやいや、手札が少ない方がペアが揃いにくいから、敢えて手札の少ない人から引いてみよう」など、引く相手を選ぶ中でそれぞれの作戦が生まれてきます。

引く相手をランダムにすると、たとえば以下のようなメリットがあります。

  • 受動的動作(=単に隣の人から引かされる)と比べて、小さな能動的動作(=自分で「誰から引くか」を選択・自己決定する)が多くなるので、意思決定が苦手なお子様も、遊びを通して練習することができる
  • 誰から引くかがランダム指名制なので、引く際に「○○さん、引かせてー!」のようにお名前を呼ぶ機会が増える

たとえ何度も一緒に遊ぶ間柄でも、意識をせずにいると、呼びかけの第一声を「ねえねえ」「あのさー」といった枕詞で済ませてしまうことも少なくありません。お名前を呼び合うことは回数を重ねて慣れていかなければ中々難しいことも多いですので、このように自然とお名前を呼ぶ雰囲気が醸成できるゲームはたいへん役立ちます!

ちなみに、鶴見教室ではこのアレンジルールが「ジジショット」と呼ばれて親しまれています。(ゲームにおいて、規則的な順番を崩して、ランダムに指名することを「ショット」と言うことがあるため)

この素敵な呼び名はなんと、お子様が考案をしてくださいました!お子様の発想力とセンスにいつも感じ入ります♪

自分たちで考えたルールにオリジナルの名前を付けると、よりいっそう愛着が湧くのでとってもオススメですよ♪


おわりに

今回は「たった今考えたプロポーズの言葉を君に捧ぐよ。」「音速飯店」「ジジ抜き」という3つのゲームについて、実際に鶴見教室で人気があるアレンジルールをご紹介しました。

今回ご紹介したカードゲームに、さらに工夫を加えていくことは可能です。また、もちろんほかのカードゲームでも、色々なアレンジルールが考えられるのではないかと思います。

一点、鶴見教室では、アレンジルールを考える際に大切にしている観点があります。それは「公平に遊べるルールであること」です。

どんなアレンジルールをする上でも、勝ち負けのバランス感が誰にとっても五分五分になっていることや、順序を守って遊ぶといったことは、皆で楽しく遊ぶために欠かせない要素です。

遊びのマンネリ化が気になってきたときには、是非この観点を確認しながら、お子様と一緒にアレンジルールを考えてみてはいかがでしょうか。遊び過ぎて飽きてしまったゲームにも、新しい面白さを再発見できるかもしれません!

鶴見教室では今後も、お子様に寄り添った支援を行ってまいります。

お子様のこだわり、学習遅滞、不登校、多動、注意散漫、音に敏感、コミュニケーション等に関することで、お悩みや不安なことがございましたら、お気軽にご相談ください。

************************

【オレンジスクール鶴見教室】

TEL:045-633-4822

FAX:045-633-4821

〒230-0051

神奈川県横浜市鶴見区鶴見中央1丁目24-10 エスティエスビル2階

Amet mattis vulputate enim nulla aliquet. Id porta nibh venenatis cras sed felis dictumst vestibulum rhoncus est.
[instagram-feed cols=3 imagepadding=2]
Quick links