かけ算九九が苦手なお子さまへのアプローチ
こんにちは。オレンジスクール鶴見教室です。
もうすぐ紅葉が見ごろの季節になりますね。今年はコロナ禍ということもあり、お出かけして紅葉を見に行く機会が少なくなりそうです。
来年にはコロナが落ち着き、思う存分紅葉を楽しめるようになるといいなと思っております。
さて、本日のテーマは「かけ算九九へのアプローチ」です。
お子さまはかけ算が好きですか?オレンジスクールに通って来てくれているお子さまでも、かけ算の好き嫌いは分かれています。
なぜ苦手かけ算九九が苦手になるの?
あまり好きではないお子さまは、なぜ九九を難しく感じてしまうのでしょう?
・学習方法が合っていない/興味が湧かない
みなさんは子どもの頃にどのようにして九九を覚えましたか?「にいちがに、ににんがし、にさんが・・・」と繰り返し声に出して覚えた方はとても多いのではないでしょうか?
一般的に声に出す方法は暗記法としてとても良いと言われています。しかし、様々な要因により、声に出して覚える勉強法が合わないお子さまもいらっしゃいます。
なんだかよく分からない数字の羅列を唱えさせられ、なおかつそれが苦手な学習方法であれば、「もういやだ!」と投げ出したくなってしまいますね。
・数字の読み方がバラバラ
例えば「8」だけとっても
2×8=16(にはち じゅうろく)
3×8=24 (さんぱ にじゅうし)
4×8=32 (しは さんじゅうに)
「はち」「ぱ」「は」と3種類の読み方を使い分けています。
これらを一つの数字「8」と結びつけることが難しく、混乱してしまうケースもあります。
・聞き取りや読み取りが苦手
九九を声に出して覚える方法は、聞き取りが苦手なお子さまにとっては辛い学習となってしまう可能性があります。
また、数字を1行ずつ順に読むと事が難しいお子さまもいらっしゃいますね。
お子さま一人ひとりの得意不得意によって、アプローチを変えていく必要があります。
さて、ここまで九九に苦手意識を持ってしまう様々な要因を見てきました。しかし、九九は算数学習の基本であり、たくさんの場面で使う計算方法です。
「なんとかして九九をマスターさせたい!」とお考えの保護者も多いでしょう。
そこで、オレンジスクールで行っている「かけ算に苦手意識を持つお子さまへのアプローチ」をいくつかご紹介いたします。
かけ算に苦手意識を持つお子さまへのアプローチ
・興味を持ちやすい教材を取り入れる
好きなキャラクターをプリントに載せたり、迷路やすごろくを取り入れることで、少しでも抵抗感なく取り組みやすいようにしております。
・視覚/聴覚得意な方からのアプローチ
読み取りが苦手なお子さまには、「声からのアプローチ」
聞き取りが苦手なお子さまには「文字からのアプローチ」を心掛けています。
時には「九九表」を使用しながら問題を解くこともあります。
まずは見ながら何度も取り組み、身体に九九を覚えさせます。少しずつ九九表を見なくてもできるようにしていきます。
その他、お子さま一人ひとりに合わせて教材を考えております。
まとめ
本日は「かけ算九九」について考えました。
できるだけお子さまへの負担が少ない方法を見つけられると良いと考えて支援に当たっております。
その他勉強にお悩みがございましたら、お気軽にご相談ください。
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