お正月の遊びと発達
こんにちは!オレンジスクール鶴見教室です!
2022年も残すところ、あと残りわずかとなりました。
いよいよ、お正月を迎える準備が忙しいころかと思いますが、いかがお過ごしでしょうか。
12月に入って、寒さも少しずつ厳しくなり、空気の乾燥した日が続いております。
お風邪など召されませんよう、暖かくしてどうぞご自愛ください。
皆様はお正月の遊びと言われて何を思い浮かべるでしょうか。
「凧揚げ」や「羽根つき」といった昔ながらの遊び方をイメージされると思います。
しかし、思い浮かべることはあっても、実際にお正月の遊びをしたことがある方は多くは無いと思います。
伝統的なお正月の遊びは日本文化に触れられるだけでなく、お子様の様々な能力を伸ばす効果もあります。
オレンジスクール鶴見教室で、実際にお子様達が遊んでいるお正月の遊びと効果について、ご紹介したいと思います。
かるた・百人一首
1つは日本のお正月の遊びとして、馴染み深いかるたや百人一首です。
かるたの語源はポルトガル語の「カード」という意味の「カルタ」が元だと言われております。
また、最近では「百人一首大会」を開催している小学校や中学校があるそうで、鶴見教室でも大会に向けて、頑張って練習をされているお子様がいらっしゃいます。
〇かるたや百人一首によって伸びる能力
- 反射神経(反応力)
- 記憶力
- 集中力(傾聴力)
- 空間認知能力
かるたや百人一首では読み手の声に集中し、相手よりも素早く絵札を獲得することが求められます。
絵札のおおよその位置を把握していると更に有利なため、集中力や反射神経を鍛えることができ、記憶力や空間認知能力も同時に養うことができます。
福笑い
2つめは「福笑い」のご紹介です。
こちらも昔から親しまれているお正月の遊びで、起源は定かではありませんが、江戸時代後期から遊ばれ始め、明治時代にはお正月の遊びとして定着していったようです。
〇福笑いによって伸びる能力
- 指先の感覚(触覚)
- 記憶力
- 空間認知能力
福笑いは目隠しをした状態で、顔のパーツを選択し、配置していくため、指先の感覚(触覚)を成長させることができ、同時に記憶力や空間認知能力のトレーニングにも繋がります。
すごろく
最後はすごろくについてです。
お正月にすごろくを行うようになったのは、江戸時代、年の初めに「絵双六」というものを用いて、運試しをしていたのが始まりで、そこからお正月の定番の遊びになったそうです。
現在ではサイコロの代わりにルーレットを回して進める「人生ゲーム」や「桃太郎電鉄」といったものも出ており、すごろくから派生したゲームとなっております。
〇すごろくによって伸びる能力
- 社会性スキル
- 数字の概念
- 文字を読む
すごろくは複数人で楽しむゲームのため、プレイヤー全員がルールをきちんと守らないと、遊びが成立できません。順番やルールを守ることで、協調性や社会性を身につけることができます。また、サイコロやコマを動かすため、数字に無意識に触れることができ、コマに書かれた指示を読むため、文字を読むトレーニングも行うことができます。
最後に
上記の他に、お外で遊ぶ羽根つきや凧揚げ、コマ回し等にも知育効果があるそうです。
様々な知育効果をもたらすお正月の遊びを、新年に、自宅でお子様と一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか。
お子様のこだわり、学習遅滞、不登校、多動、注意散漫、音に敏感、コミュニケーション等に関することで、お悩みや不安なことがございましたら、お気軽にご相談ください。
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