「療育×学習」「療育×発達」により、一人ひとりに寄り添った支援・教育を行います。

オレンジスクール

今日のピコ溝ノ口教室(児童発達支援)

支援の基本とは①構造化

こんにちは。オレンジスクールピコ溝ノ口教室です。

秋を彩る紅葉が各地でみられる季節となりました。

さて、今回はご家庭でもお役立ていただける、オレンジスクールピコでの療育支援の基本についてお話します。

支援の基本は、①構造化 ②個別理解 ③工夫 があると考えられています。 本日はその①構造化についてお話します。

構造化とは

構造化と聞いてもピンとこない方もいらっしゃるかと思いますが、分かりやすくお伝えすると安定した支援をするための“土台“となる環境設定を指します.。

環境設定の例は以下のものとなります。

  • 時間
  • ルール
  • 環境

特に発達障害を持っているお子さんは“雰囲気”や“なんとなく”“臨機応変”で動くことが苦手な子が多いので、この構造化が必要となってきます。  実際にオレンジスクールピコ溝ノ口教室で行っている構造化についてご紹介いたします。

時間の設定

時間の指定をすることによって“今何をする時間なのか”を明確にし、“何をしたらいいか分からないから何しても良い”という時間を作らない工夫をしていきます。

また、指定する際は文字・視覚・聴覚に伝わる情報を提供し、情報の理解に繋げていきます。

ルールの設定

発達障害を持つお子さんが社会性の困難を感じる一つとして、言葉や行動の選択があります。

なぜその言葉や行動が不適切なのかという理解を進めていくためにも、ルールを設け支援者がその理由付け等を説明しながら実践していく必要があります。

環境の設定

オレンジスクールピコは学習支援にも力を入れて環境設定を行っております。

学習をしていくことは発達障害に伴う2次障害(不登校・非行など)を予防することに繋がります。

またそれぞれ個人によって集中できる環境は変わってきます。

たとえば、注意が散漫し集中が続かない子には、目や耳から入る情報が限られている個室を準備したり、パーテーションを付けるなどして他に注意がいかない環境づくりに努めます。

まとめ

支援の基本は、①構造化 ②個別理解 ③工夫 とあげました。

その中の①構造化 では支援を成り立たせる環境づくりが大切だと、お話をさせていただきました。

いかがだったでしょうか、ご家庭でもできる環境づくりがあったのではないでしょうか。

お子さんをコントロールしようとするのではなく、お子さんに合わせた環境を作ることによってお子さんが自発的に動けるよう環境をコントロールすることがお互いの“生きやすさ”に繋がっていくのではないかと思います。

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