幼児の真似はいい事?悪い事??
こんにちは!オレンジスクールピコ溝の口です!
子どもが友達や兄弟の真似ばかりして困るというお話は、珍しくないお話です。
実は真似をすることは、子どもの成長に欠かせないものと言われているのです。
今回は、子どもの真似(模倣)についてのお話です。
子どもが周囲の真似をするのは、社会性を身に付けるための健全な成長といわれています。
周りの真似ばかりする様子を見て、個性が育たないのではないか…と心配される方もいらっしゃいますが、個性や独創性は周囲の「まねっこ」の積み重ねによって形成されるともいわれており、個性や独創性を阻害するものではありません。
お子様の成長の過程として見守ってあげましょう。
様々な真似の練習
オレンジスクールピコ溝ノ口教室では、「模倣」を取り入れた様々な活動を行っています。
実際に行っている活動をいくつかご紹介します!
☆ことばの模倣
発語の練習です。
はっきり発音するのが難しいお子様や、これから語彙を増やしていきたいお子様など、二歳から年少さんのお子様が主に取り組んでいます。
指導員の口の動かし方や発音よく見て、よく聞いて、一語一語真似をして練習します。
☆表情の模倣
「悲しいお顔」「嬉しいお顔」など、どんな表情なのか確認をしたうえで、真似をします。
表情を見て状況把握をしたり、自分の気持ちを表現したり、ソーシャルスキルの習得にもつながります。
☆ポーズや動作
幼稚園や小学校ではお友達との関わりの中でじゃんけんをする機会もふえていきます。
最初は、じゃんけんのポーズを模倣練習します。
その後、「グー」「チョキ」「パー」と音とポーズの一致が出来るように実際に声を出しながらじゃんけんの練習をしていきます。
☆ぬりえ
見本とおんなじ色で塗る模倣課題プリントです。
この課題は、模倣練習のみならず、色の識別や巧緻性、指示理解のトレーニングも同時に行うことができます。
また、運筆力を高めるのにも有効なので、鉛筆での書字に向けて筆圧を濃くしていきたいお子様にも取り組んでもらっています。
☆SSTすごろくの1コマ
すごろくの一コマで、「まねしよう」というコマを用意し、そのコマに止まった児童は、イラストと同じポーズの模倣をしてもらいます。
日常生活の中でもよくしているポーズや、なかなか経験したことがなく、少し複雑なポーズ等種類は様々あるため、子ども達も楽しそうに真似をしています。
このように、オレンジスクールピコ溝ノ口教室では様々な模倣を取り入れた活動を行っています。
書くこと、作ることの模倣だけではなく、ポーズや動作、表情などの模倣も取り入れてお子様の得意な分野を伸ばし、苦手な分野はカバーできるように課題も変えていきます。
まとめ
真似をすることは子どもの成長に欠かせないものです。
日々の生活の中で真似をする機会があると思いますが、上手に真似できている時は沢山褒めてあげてください!
また、模倣が苦手なお子様には何気ないことでもぜひ真似をする機会を増やしてあげてみてください!
オレンジスクールピコではお子さまの発達段階や、認知特性に合わせた支援をご提案させていただきます。
お子さまのご様子で気になることがございましたら、いつでもお気軽にオレンジスクールピコにお問い合わせください^^
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