平仮名の形を知ろう!
幼児期は、様々なものに興味を持ち始める時期です。
道を歩いている時に「あれ、何て書いてあるの?」「この文字似てるね」
自分の持ち物のお名前について読み上げようとしている
などの姿がみられてきたら平仮名を覚えるチャンスです!
本日は、平仮名を『書く』という項目に着目してお話していきたいと思います。
★平仮名を書く時のスキル
①文字をイメージする力
②空間認識能力
③運筆力
この3つが平仮名を書くうえで必要となってきます。
特に、平仮名が読めることが前提となるため、日々の生活の中で平仮名に触れる機会を設けることが大切です。
①文字をイメージする力
平仮名などの形を、頭の中で思い浮かべる力のことです。
文字を捉える力が弱いと、書き写すという動作が難しくなってしまいます。
②空間認識能力
空間的な情報を正確に認識し、処理する力のことです。
平仮名は直線ではなく、点や斜め線、丸みを帯びた形で構成されています。
そのため、文字のバランス・傾き・配置の理解が必要となります。
空間認識能力を鍛えることで、紙の上にバランスの良い文字が書けるようになります。
空間認識能力については、以前のブログで紹介しているため、ご覧ください!
③運筆力
文字を書くために鉛筆を操作する力のことです。
文字を書く時には、筆圧やなめらかな曲線を書く力が必要となります。
指先の巧緻性が必要となるため、ボタンの練習から始め指先を動かす練習を行います。
そして、迷路や鉛筆を動かす練習プリントを通して力を付けていきます。
文字の作りを理解しよう
お子様の中には、平仮名を書く時に迷路のようになぞる姿が見られたりします。
平仮名の形を捉えるために、線がどのように重なって出来ているのかを知ることが必要となります。
そのために、当教室では平仮名が1画ずつ分けられたパズルを提示しています。
1つの平仮名を作るために、どのようなパーツが必要なのかを実際に知り、組み立てることで形をイメージできるようにしています。
実際に書いてみよう
実際に平仮名を書く時には、1画ずつ色がついているなぞり書きがおすすめです。
視覚的に分かりやすく、書き順も同時に身に付けることが出来ています。
形を捉えて書くことが難しいお子様については、
グリッド点つなぎを行い、どこから線が出ているのか、
どこまでつなげるのかを意識できる練習を行います。
こちらのブログにて「グリッドの効果」について説明をしているのでぜひご覧ください
見ながら書いてみよう
お子様たちの身近な平仮名としては、ご自身のお名前です。
生活をしていくなかで、自分の名前を見ることが多いですよね。
形のイメージがしやすいため、平仮名の書きの練習としては、お名前練習からはじめます。
その他にも、就学を見据えてホワイトボードに書かれた文字を見ながら書くという練習もおこないます。
見比べる力が必要となるため、ビジョントレーニングも当教室では行っていきます。
まとめ
平仮名は、お子様にとって生活をしていく中で1番親しみのある文字だと思います。
苦手意識を感じてしまうと、見るだけで拒否をしてしまうことがあります。
そのような状況にならないよう、当教室ではお子様の意欲に合わせて学習を進めていき、
「できた!」と達成感を味わえるようにしています。
出来ることが増えることで、お子様自身も自己肯定感があがり、様々なことに挑戦できるようになっていきます。
お子様の挑戦を一緒に見守っていけるよう、今後も当教室では楽しみながら課題を行えるように環境づくりをしていきます。
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児童発達支援 オレンジスクールピコ 溝ノ口教室
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高津区(久本・坂戸・末長・北見方・諏訪・溝口・下作延)・宮前区・中原区・多摩区 「知能×社会生活能力」の発達支援により、入学・就学前の準備にむけて、子どもが苦手としている能力の成長を促す発達支援を提供いたします。