
「真似っこ名人」
こんなことありませんか?
・ダンスが苦手
・言葉がなかなかでてこない
・文字を書くことが苦手
などのお困りやお悩み事はありませんか?

どうして?
上記の様なお困りごとの原因として
・身体の動かし方が分からない
・見て捉えることが苦手
・自分の身体へのボディイメージが弱い
などの原因が考えられます。
その中の1つとして模倣が苦手なことが原因として考えられます。
今回は模倣とはどのような物かどうやって取り組んでいくか、どの様な効果があるかをご紹介いたします。
模倣とは?
模倣とは他者の動きや言葉を真似することです。
人を真似することを通して
他者と合わせる力やイメージする力
が育つなど様々なメリットが期待できます。
また、模倣は顔真似やダンスなど
遊びの1つとしても活用できる為、楽しく学ぶことが出来ます。
模倣が出来ると育つ力
①他者と合わせる力
模倣する時には
他者を意識することが必要です。
意識することで他者に合わせられるようになります。
②自分の動きを調整する力
模倣する時には
相手の動きに気付いて自分の動きを重ねていくことが必要です。
また、自分の身体を意識して調節することは
自分自身をコントロールすることに繋がっていきます。
③外から情報を取り込み、学ぶ力
模倣する時には
見たり、聞いたり、身体を動かしたりしながら外からの情報を取り込んでいきます。
この経験が様々な刺激や経験を吸収しやすくなります。
④イメージする力
遅延模倣のように過去にあったことを思い出してそれを再現することは
イメージする力を豊かにしていきます。
模倣はどうやったらできるの?
つられ模倣
立つ、座る、バイバイをするなど
自分と他者という2項目の関係の中で相手の動きに対する反射のことです。
表層模倣
CMの真似や「ぞうさん」と言いながら腕をブラブラさせる動きなど
相手のやっていることを表面だけ真似する模倣です。
意図模倣
相手と同じイメージを共有して遊ぶなど
相手の意図を理解して真似をする模倣です。
どのくらいでできるの?
即時模倣
すぐにその場で真似をすることです。
遅延模倣
時間が経ってから真似をすることです。
☆記憶にとどめておく必要があります。
どんな種類があるの?
動作模倣
ジェスチャーや身振りなど
全身を使った動きを真似する模倣です。
例えば・・・
・ぞうになりきって、手を鼻の前にもっていき、鼻を動かす。
・うさぎになりきって、両手を頭の上に持っていき、耳を動かす。
操作模倣
実際の物や生活道具などの
物を使い、使い方を真似する模倣です。
例えば・・・
・スプーンを口まで運ぶ。
・おままごとの包丁を使い、食べ物を切る動き。
口形模倣
口の動きの真似をして
意図的に口を動かす模倣です。
例えば・・・
・口を開ける。
・舌を前に出す。
音声模倣
大人の発した音や動物の鳴き真似など
同じ音を発する模倣です。
・「ぶーぶー」など大人が発した言葉を真似する。
・「わんわん」など動物の鳴き声を真似する。
どうやって誘うの?
今していることから始める
初めは今、出来ている動きを使って模倣を促していきます。
例えば・・・
・ジャンプをする姿をみせて真似してもらう。
・拍手をする姿をみせて真似をしてもらう。
物を持ってみる
何も持たない時よりも
持っている時の方が身体の動きが活性化しやすいです。
例えば・・・
・旗を持ち、旗あげゲームを行う。
・コップを持ち、乾杯する。
道具を使う
低いハードルを跨ぐ、台車を押すなど
道具を使うとやるべきことが分かりやすくなります。
例えば・・・
・輪を使い、ケンケンを行う。
・おままごとを使い、食べる真似をする。
見本をみる
人の動きやイラストをみると模倣がやりやすくなります。
☆模倣には種類と獲得する順番がある為、
お子様の段階に合わせて進めていく必要があります。
当教室では・・・
当教室ではイラストを用いた口形模倣や模倣遊びを
取り入れながら楽しく、分かりやすく模倣を行えるように工夫しています。

☆口形模倣の取り組み方はGoogle最新情報でも紹介をしているので是非みてください!!
今回は模倣遊びについて詳しくご紹介したいと思います。
模倣遊びとは?
象徴遊びやごっこ遊び、つもり遊び、再現遊びなど
お子様が周りの人や物語の登場人物の
言動を真似したり、なりきったりして楽しむ遊びのことです。
模倣遊びではお子様の成長や発達の過程で
様々なメリットが期待できます。
模倣遊びで養われる力
想像力・創造力・発想力
模倣遊びではお子様が現実とは異なる状況や役割を想像し、
独自のストーリーや世界観を創り出すことがあります。
その直接経験したことのない状況をイメージすることで
想像力や創造力、発想力が養われます。
社会性・協調性
お友だちや家族と一緒に模倣遊びをする場合、
役割分担や協力が必要になります。
その為、他者と協力して物事を進める力やコミュニケーション能力
が育つ効果が期待できます。
観察力・記憶力・言語能力
模倣遊びを行うには真似をする対象を観察し、記憶する力が必要です。
その為、演じる役割に応じた言葉遣いや表現方法を考えることで
言語能力の向上が期待できます。
当教室ではお子様に合ったテーマで楽しく取り組めるように工夫しています。
また、お子様が集中して取り組める時間設定やイメージをしやすい道具を
用意して学習を提供しています。
学習方法の紹介
ここからは当教室で取り組んでいる学習方法を紹介いたします。
動物モノマネ
こちらは当教室が今年度より始めたぴこたいむの時間に行った運動遊びです。
☆ぴこたいむについてはGoogle最新情報でも紹介をしているので是非みてください!!
この運動遊びでは
動物の名前を知り、動きの模倣を楽しむことや順番を守って遊ぶことを
目的に行いました。
取り組み方は動物のシルエットをみて、動物の名前を答えた後に
コーナーごとの動物の動きを行い、運動を楽しみます。

この運動遊びを行うことで
身体能力、バランス感覚、体幹を鍛えることもできます。
他にも当教室では模倣遊びを取り入れながら
他者とのやりとりや数、平仮名の学習を行っています。
ハンバーガー屋さんごっこ

虫とりごっこ

お買い物ごっこ

☆こちらの学習内容もGoogle最新情報でも紹介をしているので是非みてください!!
まとめ
お子様が言葉を話すことや文字を書くことなどを獲得していく中で、
模倣することはとても大切なことです。
模倣は遊びの中でも楽しく身に着けることが出来ます。
当教室ではお子様に合わせて楽しく取り組めるように
環境作りや課題提供を行っていきます。
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児童発達支援 オレンジスクールピコ 溝ノ口教室
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【問い合わせ】児童発達支援 オレンジスクールピコ溝ノ口教室
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JR南武線「武蔵溝ノ口」駅 徒歩9分
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高津区(久本・坂戸・末長・北見方・諏訪・溝口・下作延)・宮前区・中原区・多摩区 「知能×社会生活能力」の発達
支援により、入学・就学前の準備にむけて、子どもが苦手としている能力の成長を促す発達支援を提供いたします。