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2018-06-09

子どもの意欲を高めるには…?

こんにちは。オレンジスクールピコ溝ノ口教室の石黒です

 

学校教育が始まると得意・不得意関係なく様々な教科の授業を受けていくことになりますよね。そんな時「この教科は得意だから授業が楽しみだ。」とワクワクしたり、「これはわからないし、つまらないからやりたくないな。」と気乗りしないまま授業を受けたりと、科目によって意欲が異なるといった経験はありませんでしたか?

 

人はなぜ意欲が高くなったり、逆に低くなったりするのでしょうか。

 

今回は、人間の行動に影響を与える「動機づけ」について一緒に考えていきたいと思います。

 

 

 

動機づけとは

動機づけ(motivation)とは

 

行動を一定の方向に向けて生起させ、持続させる過程や機能の全般を指す。

(心理学辞典より)

 

と定義されます。

 

何かを行動(学習、思考、知覚など)するときの「○○をしたい!」といった「意欲」や「やる気」を起させ、それを持続させるための要因と考えられます。

 

この動機づけが生じることで人は何らかの行動を起こしていきます。

例えば、「お腹が減った」という空腹の状態を凌ぐために食物を食べます。また、食物を食べるために狩りをしたり、農耕をして食料を確保するといった行動を起こします。

 

 

 

内発的動機づけと外発的動機づけ

動機づけの代表的なものに「内発的動機づけ」「外発的動機づけ」があります。

 

 

1.内発的動機づけ

内発的動機づけは、知的好奇心や関心といった気持ちから行動が生起され、目的や報酬を必要としない動機づけをいいます。

この動機付けは、知的好奇心が高い乳幼児期によく見られます。

 

「目の前にあるものが気になるから視線を向ける。」

「動物が好きだから動物の絵を描く。」

「楽しいから友達と遊ぶ。」

 

などの行動は、目的の達成や報酬を求めているわけではなく内発的な動機により行動していると考えられます。

 

 

2.外発的動機づけ

外発的動機づけは、外界から与えられる報酬(賞罰)、義務、強制などによる動機づけをいいます。

 

「褒める」「ご褒美を与える」などの報酬(正の強化子)を得ると行動は「強化」され再び報酬を求め行動繰り返すようになり、

 

強制的な外発的動機づけは本人の自発性を低下させることもあります。

 

内発的動機づけの逆で、何か目的を達成することを目指して行動します。

 

「お腹が減ったからご飯を作る。」

「テストで点を取るため勉強を頑張る。」

「友達と仲良くなりたいから遊びに誘う。」

 

などの行動は、目的の達成や報酬を求めた外発的動機づけによって生起されたと考えられます。

 

 

 

 

意欲が下がる理由は?

意欲を高めるためには「なぜ意欲が低いのか」を考えることが大切になります。冒頭でお話しした「各教科の意欲の違い」で考えてみましょう。

 

「この教科は得意だから授業が楽しみだ。」では、

 

・その教科が単純に好き(内発的動機づけ)。

・テストで点を取るとみんなから褒められる(外発的動機づけ)。

 

といった動機づけにより高い意欲が維持されていると考えることができます。

 

反対に

 

「これはわからないし、つまらないからやりたくないな。」では、

 

・興味関心が持てない。

・テストの点が取れないと怒られる。

・強制的に授業を受けさせられている。

・どうせやってもできない。

 

と感じているかもしれません。

 

このようにみると、意欲が低い方では動機づけされていない傾向にあることがわかります。では、動機づけしていくにはどうすればよいでしょうか?

 

 

 

 

動機づけをしていくには

 

1.自己効力感を高める

2.自己決定の機会をつくる

3.褒める・受容する

 

などが重要になります。

 

自己効力感(自分が主体になって何かができていると確信していること)を高めるためには「できた!」といった達成感を体験していくことが大切です。

そのためには見通しを持たせたり、本人がつまずいているポイントを把握して能力に合わせた課題を提示しながら成功体験を積み重ねていくことが大切です。

 

また、何か行動するときに自分で行動を選択し成功していくことで自信を持つことができるようになっていきます。

そして自信がつくことで次のステップへと自主的に活動するための原動力が芽生え始めます。

 

それらの行動に対して周囲の人が「褒める」ことで自分を肯定的に受け止められるようになり、上手くいかない場合でもそのときの努力や気持ちが周囲から受け入れられることで再び挑戦しようという気持ちが持続するようになります。

 

 

 

 

最後に

日々の子育てのなか、お母さんたちは何が子どもにとって良いことなのかを常に考えていると思います。

子どもがなかなか話を聞いてくれないときは一度本人の考えや気持ちに耳を傾けても良いかもしれません。

 

関わり方や対処の仕方などでお困りでしたらお気軽にご相談ください。

 

引用参考文献:心理学辞典/保育の心理学Ⅱ

 

 

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