避難訓練(火災)を行ないました
こんにちは。オレンジスクールピコ東戸塚教室です。
当教室では、年2回、避難訓練を実施しています。今週は火災を想定した避難訓練を行ないましたので、その時のご様子についてお話します。
紙芝居で火災時の様子をイメージする
話を聞いただけでは、どういう災害なのかイメージしづらいと思います。紙芝居を用いて、火災が発生した時にどのようなことが起こるのか絵を見て想像しやすいようにしています。また、実際に避難する時のお約束も一緒に確認し、なぜ守らなければいけないのかも紙芝居を通してイメージしてもらっています。
指導員は、「今から大切なお話をします」と伝え、表情を硬くし、静かな声で話すように気をつけています。お子様たちは、指導員の表情や声色を感じ取り、みなさん集中して真剣に耳を傾けてくれました。
避難の際のお約束は?
「おさない」「かけない(走らない)」「しゃべらない」「もどらない」の頭文字をとった「おかしも」を紙芝居で確認しています。また、「おかしも」の4つは一緒に声に出してもらっています。
「逃げる時にお友達を押してしまったら…」と紙芝居を読んでいると、「転んじゃう」等とどうなってしまうのか教えてくれるお子様もいらっしゃいました。
紙芝居を読み終わった後は、クイズを出して実際の避難の際に大事なことを確認しています。「逃げる時は走って逃げる。」「逃げる時は喋らないで逃げる」等、〇×で答えられる形式のクイズを出して、定着を図っています。ずっと聞いているだけでは集中を保つことが難しいので、手や口を動かす機会を作っています。
避難場所の確認、サイレン音の確認
実際の写真を用いて、避難経路の確認をしました。先生と子どものイラストを歩かせながら説明することで、興味を持って見てくれています。「ここ知っているよ!」と教えてくれるお子様もいらっしゃいました。
火災が発生した際に、どのようなサイレン音が鳴るのか聞いてもらっています。聴覚に過敏のあるお子様は、急に大きな音が鳴ると驚いてしまいます。そのため、サイレン音は小さい音で、予告してから鳴らすことを心掛けています。お子様の様子を見ながら、徐々に音を大きくしていっています。
火災の際の避難は、「おかしも」の他に、
・タオルやハンカチで鼻や口を覆う
・背を低くして避難する
上記2点も煙を吸わないために大切なことです。実際に指導員が、鼻や口を覆い、背を低くして避難する見本を見せ、真似してもらっています。
訓練をすることで、慌てずに行動できるようにする
再度、「おかしも」と避難する時の姿勢を確認してから、サイレン音を聞き、指導員の指示に従って避難する練習を行ないました。今回は玄関までの避難でしたが、どのお子様も最後まで真剣に参加してくれました。
訓練をすることで、実際に火災が発生した際にどうすればいいのか知ることができます。経験は、ご自分の命を守ることにも繋がります。
お子様たちが自分の身を守るための練習、また職員一同いざという時にしっかりと指示を出して安全を守るために、今後も取り組みを続けたいと思っております。
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