学習教材の工夫
こんにちは!オレンジスクール溝ノ口教室です。
当教室では、「学習への抵抗感が強い」とご相談を受けることがあります。
今回は、当教室で使用している学習教材の、「学習への抵抗感を減らすための工夫点」について、紹介いたします!
書くことへの抵抗感を減らす工夫
学習への抵抗感を持つ原因の一つに、文字を書くことが苦手だということがあります。
書くことへの抵抗感を減らすための工夫点として、
①プリントにアシストをつける
②解答欄を大きくする
③書く量を減らす
といったものがあげられます。
①プリントにアシストをつける
プリントになぞり書きや丸印等のアシストを付けることによって、「どこに書けばいいのか、何を書けばいいのか、どうやって書けばいいのか」を具体的に示すことが出来ます。
②解答欄を大きくする
手先の不器用さにより、小さな解答欄に文字を書き込むことにストレスを感じている場合があります。解答欄の枠を無くして広々と書けるようにしたり、プリント自体のサイズを大きくしたりして、解答欄を大きくしています。
③書く量を減らす
文字を沢山書き込むことの負担が大きいという場合には、答えを線でつなぐプリントや、文字を書き込む必要のない形態の教材を使用しています。
視覚情報の工夫
学年が上がり、学習内容が複雑になっていくと、プリントの情報量の多さに圧倒されてしまうお子さんは少なくありません。
目から入る情報を、分かりやすく整理することによって、問題に取り組む抵抗感を減らすことが出来ます。
具体的には、
①具体物を入れて想像しやすくする
②注目すべき点を明確にする
③ヒントをつける
といったものがあります。
①具体物を入れて想像しやすくする
プリントの中にイラストや図のような具体物を入れることによって、問題文の状況を想像しやすくなります。
②注意すべき点を明確にする
キーワードやポイントとなる箇所に色を付けることによって、注意すべき点にすぐに気が付くことが出来ます。
③ヒントをつける
解き方や答えを一から思い出すことは難しいですが、ヒントを参考にすることで、自信を持って取り組むことが出来ます。
おわりに...
今回紹介したのは、学習教材のごく一部です。
日々の支援の中で、お子さんの躓きやすいポイントを見つけて、問題の量を調整したり、教材のレイアウトや形態を変えてみたりと、一人一人に合わせた取り組みやすい教材を提供できるよう、努めております。
科目や単元ごとの学習教材の工夫点は、別のブログで紹介していますので、是非チェックしてみてくださいね♫
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