
お話づくりの練習
こんにちは!オレンジスクール溝ノ口教室です。
「作文の書き方がわからない」「重なり言葉になってしまう」など、お話づくりについて相談を受けることがあります。
今回は当教室で取り組んでいる「お話づくり」の学習についてお話していこうと思います!

「5W1Hを知ろう」
お話づくりで構成を考えるためには「5W1H」を参考にすると、わかりやすく読みやすい文章を組み立てることができます。
何気ない会話の中で、私たちが子供たちに質問をするときには「5W1H」を1つに絞るように意識しています。
そうすることで、会話のキャッチボールの練習にもなります。
※5W1Hとは?
・いつ(when) ・どこで(where) ・誰が(who) ・何を(what) ・なぜ(why)
・どのように(how)
「誰が+何をする」
はじめは簡単な2語文のプリントから取り組んでいきます。
イラストを読み取って文章を考えるのですが、子供たちが見聞きしたことのある単語で答えられるように工夫しています。
そのため「これわかるよ!」と自信を持って解答してくれる様子が見られます。
また、抵抗感を軽減できるようにヒントを付けたり、問題数を少なくしたり、子供の取り組み状況によって変更しています。

「誰が+何を(に)+どうしました」
「誰が+何を」をマスターしたら、「どうした」の3語文の作成に挑戦します。
こちらのプリントもイラストを読み取って、自由に文章を考えてもらうのですが、どこに何を書くのか、わかりやすいように枠をあらかじめ準備しています。
このプリントを取り組んでいくと、わからない名詞などが出てくることがあります。その時には意味の説明や、使い方を伝えることで語彙力のアップにもなりますね。
また、3語文になることで助詞の使い方も一緒に学びます。助詞の入れる場所をわかりやすくすることで、子供たちの方から「ここって〇(助詞)が入るよね?」と確認してくれることもあります。
3語文ができるようになったら、「どこで(場所)」を追加した、4語文にレベルアップします!
「どこで」はヒントを参考にしながら当てはめることができるように工夫しています。

「長文の練習」
4語文をマスターしたら、時系列や因果関係を絡めたイラストを読み取って、自分で文章を考えて書く練習をします。
手が止まってしまうことがあれば、職員と一緒に「いつにする?」「どこにする?」と1つずつ確認しながら進めていき、最後には気持ちを表す1文も書いてもらうようにしています。
また、習った漢字やカタカナを積極的に使ってもらうように、声掛けもしています。
読点の付ける位置が曖昧な子供も多く見られます。そのため、長文を書くときに「ここに付けると読みやすいよね」と一緒に確認することもあります。

お話づくりの抵抗感を減らすために、簡単にできる内容から取り組んでいき「できるんだ!」と達成感を感じてもらえるようにサポートしています。
お話づくりをすることで「言語化する」「相手に言葉で伝える」「創造力」などの能力の向上にもつながります!
引き続き、子供たちの苦手をサポートできるように努めて参ります!
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こだわり、学習遅滞、不登校、多動、注意散漫、音に敏感など、
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※自治体の助成により無料もしくは低額にて療育・学習指導が受けられます。