2学期が始まりました～困った行動の分析と対処

こんにちは。オレンジスクール小岩教室です。あっという間に夏休みが終わり、2学期が始まりました。

暦の上ではもう秋ですが、日中の暑さはまだまだ続くようです。

教室内での感染症対策、熱中症対策は、引き続き行っていきたいと思います。

地域の発達相談・支援センターが主催するオンライン講座を3講座受講し修了しました。

最後の講座では、『困った行動の分析と対処を学ぶ』がテーマ。

ロールプレイが中心でした。

そこで、とても大切なABAの考え方「3つの箱」についてご紹介します。

「3つの箱」とは

ⓐ　行動の前の状況・きっかけ

ⓑ　子供の困った行動

ⓒ　行動の後の状況・結果　　　　　　　　　

というように、子供の行動について、3つの枠組みで記述し分析する。

その為に必要なのが正確に記録するということです。

子供の困った行動を「やめさせる」よりも替わりとなる適切な行動を増やすことに注目し、原則として、それが起きない様にする事が大切です。

そこで、『癇癪を起こしお友達を叩く』といった子供の困った行動を例にあげ、他の施設の方々と機能分析について考えました。

なぜ、その行動を起こすのか。その行動を起こした後、子供はどのような状況になるのか。

色々な情報を元に、癇癪を起こしお友達を叩くという行動が起きないようにする為の事前の工夫としてどのような事が必要かを話し合い、色々な意見を聞くことができました。

事前の工夫をした結果、子供が適切な行動をした時は、その行動を全力で褒める。褒める事で、適切な行動の増加へつながります。

今回の講座で学んだ個別支援をするうえで重要な環境や褒め方などを指導員全員で共有し、今後の療育に活かしていきたいと思います。

放課後等デイサービス　オレンジスクール小岩教室

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（M.Y）