ストレスや不安への対処
環境が変化する季節
こんにちは。オレンジスクール小岩教室です。
3月に入り、太陽の光や顔にあたる風の中に、春の気配が日々濃くなっていくのを感じます。
新しい季節の訪れの喜びがある一方、肌に感じる温かさや鼻をくすぐる土や緑の匂いは、「もうすぐ卒業」「もうすぐクラス替え」「もうすぐ進学」と、環境の変化への緊張感も連れてきます。
みなさんはいかがでしょうか?
私は環境の変化に、不安を感じるタイプです。子供の頃からそうでした。
これを読んでいる皆さんの中には、新年度に向け、新しいことがワクワクする、新しい出会いが楽しみだ、と期待に胸を膨らませている方もいらっしゃるでしょう。
期待と不安が入り混じる、そんな季節がやってきます。
ストレスとの付き合い方
ストレスや不安はゼロにすることはできません。それらの感情は私たちを苦しめるものでもありますが、自身に対して身の危険を知らせてくれる重要なサインでもあるからです。この反応によって、私たちは安全な環境をみずから選び取ることができます。
けれど、ストレスや不安は私たちの穏やかな生活や日常を、時に阻害することもある…ということを実感として知っている人は多いはずです。
そこで、あらかじめ、ストレスを感じたときにどう対処するかを考えておくことは、その反応と付き合っていくためのよい手段となります。ストレスによる心身へのダメージを減らしていく方法=ストレス対処のことを「ストレスコーピング」と言います。コーピングは3種類あります。
- 情動焦点型コーピング-ストレスへの捉え方をコントロールする方法
- 問題焦点型コーピング-ストレスのもとを取り除く方法
- 気晴らし型コーピング-たまったストレスを発散する方法
実はこれは、お子様の情緒面への支援にも生かされる視点です。
たとえば、何か失敗をしてしまったとき、「次、気を付けられるようにしよう」「失敗は成功のもとだ」と感じられるよう、声掛けをします。(情動焦点型コーピング)また、楽しいことや好きなことに積極的に取り組めるように活動を提供したり、話したいことを話したいだけ発散できるように話の場を設けたりと、前向きな気持ちへ働きかける支援も行っています。(気晴らし型コーピング)そして、お子様本人や保護者様のご意向を伺い、その子にとってストレスにならない対応方法を考えたり、環境を整備したりすることも支援の形の一つです。(問題焦点型コーピング)
お子様の状況に合わせて、関わり方や環境設定、提供する活動を調整し、安心して楽しく通っていける教室を目指しています。
見学・相談、受け付けております!
今年も、見学・相談ともに気軽にお問い合わせください。
放課後等デイサービス オレンジスクール小岩教室
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