ひっ算の手順をサポート!
こんにちは。
オレンジスクール小岩教室です。
緊急事態宣言の延長が決定され、
引き続き、来所しているお子さんには感染症対策の徹底の声掛け、
お休みをされているご家庭には、在宅支援と併せて、
学校やご自宅での様子の聞き取りと、
学習面で何か困りごとがないかをお伺いしております。
3学期も残り2か月!
つまづいているところはしっかり復習してから、
新年度に臨みたいですね!
今日はかけ算のひっ算のサポートについて、ご紹介します。
かけ算のひっ算のどこが難しい?
3年生の後半で出てくる「かけ算のひっ算」
2ケタ×1ケタから始まり、3ケタ×1ケタ、繰り上がり有り無しがあり、
ここまでは暗記した九九を駆使して、クリアできますが、
2ケタ×2ケタの単元に入ると、つまづく子が出てきます。
それはなぜか?
2ケタ×2ケタは手順が多くなるからです。
4つある数字を見て、
どの方向で九九を計算するのか・・・、
暗記してある九九を思い出す・・・、
その数字を書く位置はどこか・・・、
を考えながら、最後は足し算に切り替えなければいけません。
ひとつひとつの手順をこなしていくうちに、
ワーキングメモリーの容量の少なさから、
「いま何の作業をやっているのか」を見失ってしまいます。
そして計算ドリルの問題数の多さ・・・
1ページに20問もあると嫌になってしまいますよね。
かけ算のひっ算の難しさはいろいろな問題が混在しています。
計算の手順を視覚化しよう!
こちらはひっ算の手順を「矢印」と「番号」で
視覚化した図になります。
どのかけ算をどこに書くのか・最後の足し算の部分まで
記載してあります。
- 手順を意識する
- 注意を持続する
- 自分で確認し、気づくことができる
ことがこの支援でのポイントになると思います。
実際この図を子どもたちの机に置いて、
確認をしながら解いてもらうと、
ミスが減る傾向があります^^
この図は矢印を使用していますが、
色ペンを4色使って、数字を丸で囲んだほうが
やりやすい!という子もいます。
まずはその子がどの部分につまづいているのか?を
分析してから、その子に合った支援の提供が大切ですね!
今後もわたしたち指導者側がどういったサポートができるのか、
考え続けたいと思います。
次回のブログでは、2月の教室の様子をお届けします♪