一人ひとりに寄り添った教育・指導なら【児童発達支援・放課後等デイサービス オレンジスクール】
「療育×学習」「知能×社会生活能力」により、一人ひとりに寄り添った教育・指導を行います。
発達不安・発達障害・LD・ADHD・自閉症スペクトラム・アスペルガー・不登校を抱えるお子さまに。
2018-05-19
こんにちは。
オレンジスクール小岩教室の加瀬です。
今回は小岩教室でも実践している支援方法についてお話したいと思います。
支援の方法や考え方にもいろいろあると思うのですが、その中でも、
ボトムアップ型支援とトップダウン型支援という2つの視点があります。
まず、ボトムアップ型支援とは・・・
できるようになりたい目標に対して、その子個人の能力がコツコツと積み上がっていくようにフォローしていく方法
のことを指します。
それに対し、トップダウン型支援とは・・・
環境を整えたり器具や周囲の人の力を借りたりすることで、できるようになりたい目標が最短ルートで実現されるようにフォローしていく方法
のことを指します。
では、この2つの視点を具体例に当てはめてみましょう。
たとえば、字を書くことが苦手な子が漢字を覚えたいとき・・・
1、「ボトムアップ」でアプローチする場合
など…その子自身が字を書くために必要な能力をコツコツと鍛えていきます。
2、「トップダウン」でアプローチする場合
一方、トップダウン型のアプローチでは「書く」ことの負担を軽減する形の学習方法を取っていきます。
このように字を「書く」という負担を省く事で、漢字の学習が楽にできるように工夫をしていきます。
具体例に挙げた通りどちらの視点も等しく大切なので、状況によって使い分けながら学習方法を考えていきます。
今回は支援の方法の例としてあげられる2つの視点を紹介してみました。
その子に合った学習方法はさまざまなので…
ご家庭でも「どう教えたらいいのか」「なぜ苦手なのか」など不安な点があれば、お気軽にご相談くださいね。