オレンジスクール

一人ひとりに寄り添った教育・指導なら【児童発達支援・放課後等デイサービス オレンジスクール】
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2021-11-30

小数のしくみを理解する

こんにちは。

オレンジスクール小岩教室です。

 

 

明日から12月となりますが、朝晩の気温がぐっと下がりひんやり寒い日が多くなってきました。子どもたちの中でも風邪を引いてお休みする子がちらほら…。インフルエンザなども流行りやすいこの時期、改めて手洗いうがい・消毒の声掛けをして、2021年の最後まで元気に過ごしたいと思います^^

 

今日のブログでは、3年生の算数から始まる「小数」についての学習についてご紹介します。

 

小学校の算数の難しさ

小岩教室には現在、高学年層が厚くなってきているものの1~3年生の低学年のお子さんも通っています。

 

宿題や教室での課題に取り組んでいるところをみていると、1年生の頃の「たし算・ひき算」はイメージしやすいこともあり、「簡単だよ!」と自信を持って進めていて、2年生になって「九九」を覚えることが楽しかったりと、つまづきつつも割とスムーズに計算力を身に付けていく印象があります。

 

ただ、3年生に上がり「わり算」の単元を習い四則計算を完了したあとは、「小数」「分数」の単元に進みます。ここまで整数のみでやってきた計算に新しい要素が加わることもあり、3年生の2学期以降、算数の苦手意識を持つお子さんが多いようです。

 

 

例えば整数ならば、ジュースが1リットル・ケーキが1つ、など日常生活や自分の経験から想像できますが、ジュースが1.5リットル・ケーキ3分の2、という小数や分数になると、途端にイメージが付きづらくなります。そういった分かりづらさが苦手意識にもつながっているようです。

 

また、3年生で習う「小数」は6年生まで続く小数の一番最初の導入部分でもあります。ここでのつまづきが積み重なると「できない」の意識強くなる場合があるので、出来る限り「できた!」の成功体験ができるような支援が必要に思います。小岩教室ではお子さんに合わせて工夫して提供して「できた!」に導くように指導しています。

 

視覚的な支援

 

 

まずは0.1が10個集まると1になる、という量的な部分を知るためにはマグネットやマス目を使用して視覚的に見せたり、実際に自分で動かすことで理解を深めていきます。小数点があると整数とは別物…と捉えがちなので、こうして関係性を知ることが最初の一歩になるかと思います。

 

また、計算課題では一の位と小数第一位を色分けして提示することも有効な手段です。特にひっ算にする場合は「位を揃える」という手順が含まれるので、この部分の理解は今後も必須となります。

 

 

それと同時に「5」=「5.0」であるというのも伝えて「見えない”0”」の存在を認識していくことも大切になります。今後割り算のひっ算などでも「見えない”0”」の存在は必要になってくるので……小数の単元で整数を見た時は、うしろに「.0」をつけるという手順を計算していくうえで慣れていけるといいですね!

 

子どもに寄り添った学習支援ができるように

 

教室で学習支援をしながら「問題を解けるように成長させてあげよう」と指導するのももちろん大事なのですが、「『今』できる形で教える」「『今』どんな方法であればどこまでできるか」という部分に注目し、そこを評価する・成功させてあげることも必要に思います。

 

 

今回ご紹介したようなちょっとした工夫で「できた!」につなげられるように、その子に合った支援を適切に提供していきたいと思います^^