学童期と脳
こんにちはオレンジスクール東戸塚第3教室です。
少しずつ暖かくなり春らしさが感じられる季節となってきました。
年度の終わりも近づき、お子様もソワソワしてくる時期ですね。
本日は学童期(6歳~12歳)の脳の発達についてです。
オレンジスクールでは学童期のお子様が多く通われています。
学童期のお子様の脳はどのように発達しているのでしょうか。
生後から学童期までの脳の発達
「スキャモンの発育曲線(体の機能や器官の発達をグラフで示したもの)」によると、脳に関係する「神経系」の発達の発達は、生後から急速に発達していき、9割は「6歳~9歳」までに、残り1割は「9~12歳」までに発達すると言われています。
つまり、小学生にあたる年齢帯のお子様は脳の発達がとても著しく、また重要な時期であることがわかります。
※脳の大きさや重さを示すものであり、脳の働きが100%というわけではありません。
脳の発達
脳は
- 後頭葉(物を見る)
- 側頭葉(音を聞く)
- 頭頂葉(体の感覚認知、複雑な動作)
- 前頭葉(社会性、理性、コミュニケーション能力)
の順に発達していきます。
前頭前野の成熟期
学童期の脳の発達の一つに「前頭前野」の発達があります。
前頭前野は
・思考
・行動、感情のコントロール
・コミュニケーション
・記憶
などに関する働きをし、学童期はこの「成熟の始まり」に位置付けられます。 つまり、物事を考えて判断し、行動を起こすようになるのです。
脳の発達の為には?
脳の発達には、机上の学習だけでなく、体を動かして遊ぶ、絵を描く、物を作るなど、様々な経験をすることでより豊かに発達していく可能性があると言われています。
また、脳の重さ・大きさは学童期で概ね発達が100%となりますが、学童期以降も脳の働きという面では大きく変わっていきます。様々な経験を積むことは、学童期だけでなくそれ以外のお子様にとっても重要なことでしょう。
最後に
オレンジスクールでは、学習だけでなく、室内での療育活動や、毎月「創作活動週間」を設けています。
一人一人の意思を尊重し、様々な経験ができるよう支援してまいります。
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お子さまの発達・成長・学力でご不安なことがありましたら、ご相談ください。
・じっとしているのが苦手
・準備や時間管理が苦手
・空気がよめない
・意外なことで突然癇癪を起す
・不登校で勉強が遅れている
・算数や国語の問題内容をイメージするのが苦手
放課後等デイサービス オレンジスクール東戸塚第三教室
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自治体の助成により無料もしくは低額にて療育・学習指導が受けられます。